- うえた さより
- 株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
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今日、たまたま偶然、お知り合いの弁護士さんが独立開業されるとかで、ご丁寧にご挨拶状が届きました。つい、封筒や文字の色などを何気にチェックしてしまうのは、私だけでしょうか?
先日、当社のホームページを管理している東京の会社から定期的に送られるメルマガに、こんなことを書いてました。これまではノウハウものやスキルのものが多かったので、ちょっと意外でした。
ズバリ、「色」について。
やはり、ホームページといえでも、色は大変大事で、一瞬で見てささっと切り替えられるホームページの反応はほとんど「色」で決まると言っても過言でない、ばかりに書かれていました。
そして、最近なぜだか士業の方が「ピンク色」をしていて、反応がない!と言っているそうなのです。この会社は、「士業にピンク色は難しいですよ。企業法務をされている事務所なんかは・・・」
で、まさか・・・と思えるフシがあるんです。
私の当社のキャッチコピーって「色彩の心理的効果で集客をあげる」なんですが、
あんまりよくわからない人にとって、ふっと聞くと「集客の色」があるように思われています。当社のホームページの色をパクるとお客さんが来る!と思われているようで、
以前、税理士さんや行政書士さん、他県にはなりますが、ピンク色の私と同じ色だったので、驚いたしだいです。
ちなみに、「集客の色」は存在しないですよ。それから、当社のホームページのトップは赤が主体。
それも男性が好むような赤。少し黒を混ぜたおちついた色にしています。
下の本文は赤だときついので、ピンク色にしています。おそらく、ここだけを見たのだと思うのですよね。
で、ここからが本題。
では、ピンク色ってビジネスに使えないのか?
と思ってしまいます。一見、いかがわしい業界の色だと思いますからね。
いえ、効果的に使っていますよ。病院、福祉施設などは大いに使っていますね。特に、産婦人科など女性の患者さま主体のところは、もうピンク色が代名詞みたいになっています。
士業の方で、ピンク色がどこまで通用できると思いますか?
使える士業さん、そうでない士業さんとに分かれます。
例えば、弁護士さんの例がわかりやすいですね。
企業法務を専門としている事務所はダメですよね?ピンク色は、やはりいかがわしく思われてしまいます。頼っていいのだろうか?やばそうな事務所だな?
と思いますよね?
ところが、中には、女性の駆け込み寺のような「離婚」を専門とされている女性の弁護士さんなどは、女性の心のひだや悩みを汲み取ってご商売されているはずです。最近ですと、企業相手に就労やセクハラを訴える弁護士さんも女性の味方ですよね。これは、産婦人科と同じ原理ですけど・・・。
「女性の心理」
に訴えかける商売、ビジネスをされるのなら、ピンク色は十分使えます。ただし、ピンクの量には十分に気をつけてくださいね。
理想とするのは、知的な中の女性らしさ、を全面に出されるといいでしょう。
大事なのは、あなたのホームページをご覧になられる方の主たるターゲットがどんな色を好むとか、イメージするというのを多少なりとも、想像しなければなりませんね。
ビジネスに難しいといえるピンク色も、こういう使い方ならいいのでは?まとめてみました。
・「女性の心理」に訴えかけるビジネスなら通用する。
・ピンク色の量にはご用心
・ピンク色と組み合わせる色でもイメージは変わる
・目指すは「知的なイメージ」「女性を擁護する」正義感を演出。
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