- 宇江野 加子
- スロータイズ 出産・育児期女性の為のキャリアカウンセラー
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
初めまして。子育て期の女性専門カウンセリングサービス スロータイズ 宇江野加子です。
子育て期ってなんですか?ママじゃなくて子育て期って?と良く質問されますので
今回は、子育て期について書かせて頂きます。
まず、子育て期の定義ですが、学者さん達の間でも、また実際に育児をしている人達の間でも色んな捉え方があり、
厳密な定義はありませんが、厚労省のある調査報告書では、乳幼児を育児している期間、
すなわち7歳未満の子どもを育児中の親という定義で使われていました。
一方で、中高生の母親である方が、ご自分の事を子育て期の私と表現していた事もあります。
・・私たちスロータイズでは、
基本的に(狭義では)新たな役割「ママ」を得て一番葛藤が大きくなる未就学時の時期、
すなわち、7歳未満のお子様を持つ方を対象に考えています。
それでは、「ママ」でいいんじゃないの?どうしてわざわざ「子育て期の女性」なの?
人は、ライフステージ(例えば「青年期」「中年期」など)によって様々な役割を担います。
1人の女性にとって、ママというのは、”産み育てる”という役割のひとつです。
ワーカー(会社員など)同様、(役割の人生における意味合いや重みなどの違いはありますが)ひとつの役割です。
また、出産する以前には自分で給与を得て自立していた人も多く
出産しても「ママ」という役割だけに留まりたくない、留まれないという女性が多くなっています。
しかし現実は、子どもが生まれたとたん、急に「ママ」の役割が多くの時間を占める中で
自分を省みる余裕もなく、いつしか自分を見失いがちです。
理想のママと現実の葛藤で苦しみ、自信を失う女性たちが沢山います。
その女性たちが求めているのは、、「ママとしてすべき事・あるべき姿の答え」ではなく
本質的には、女性の一生の大きな変革期に対するサポートなのです。
新たな役割を担った1人の女性としてサポートする姿勢が求められているのです。
育児不安が高まっていると言う昨今ですが、
育児そのものではなく、
育児による不自由さ、キャリア中断、自己喪失感で悩む女性が多くなっているのです。
だからこそ、一つのメッセージとして私達は、
ママではなく、「子育て期の女性」という言葉を敢えて使っています。
「ママ」=あなたではなく、
単に一つの役割だから、「あなたはあなたで大丈夫」。
新しいライフステージにふさわしいココロの成長の為に
私達は、メンタルサポートでお役に立ちたいと思っています。
このコラムに類似したコラム
出産・育児期女性のキャリアビジョン 宇江野 加子 - キャリアカウンセラー(2012/12/06 16:01)
修了生のキャリア相談 高田 裕子 - キャリアカウンセラー(2013/06/19 15:22)
育休が終わるまでにすべきこと 藤崎 葉子 - キャリアカウンセラー(2012/10/28 16:12)
★5月のキャリアカウンセリング日程決定! 藤崎 葉子 - キャリアカウンセラー(2012/04/23 11:31)
【受講者感想vol.299】 出来の悪い私に対し真正面から対峙しご指導頂いたことに御礼申し上げます タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2016/12/10 22:00)