こんにちは、石川です。
私は福祉関係に知人がいるので、生活に困窮した人の話の例を教えていただきます。
なぜなら、FPとして少しでもその人たちの支援ができないだろうか、と思うからです。
例えば、お金の管理の方法とか、貯蓄の基本的な考え方とか。。。
しかし、大きな問題が二つあります。
一つは、プライドの問題で、もう一つは渡す側の問題です。
一つ目は、生活保護などの受給を極端に嫌う傾向です。
これは立派な志ではあるのですが、現実的には健康面で働くことができないと、仕事をしたくてもできません。
ですから、保護を受けないと、本当に生活に窮します。
しかし、プライドが邪魔することもあるようです。
もう一つは、「渡す側」の問題です。
お金を渡して、「さぁ、がんばってね」では、国民の理解が得られないのは当然です。
ですから批判が集まります。
子供に小遣いを渡すときだって、
「無駄使いせられんでぇ」
って言うのに、保護費を渡す側が何らかの一言を付け加えない限り、この様な問題 はどんどん増えていくことでしょう。
ただ、行政が子供に言うようなことを言っても意味が無いので、お金の管理の方法とか、貯蓄計画をどう立てるかとかを指導できないだろうかと思ったりするのです。
しかし、現場にいる福祉の専門家は
「そんなことよりも一ヶ月をどう暮らすかが大事です」
とおっしゃいます。
それを言われると、私たちの仕事は無力化てしまいます。
目先の一ヶ月だけでなく、
「5年後に、こうありたくないですか?こうあるためにはこんな計画が必要ですよ」
という視点が私たちFPが持てる視点であり、そういう視点があることをご本人に話すことで何かを変えることができないだろうか、と悶々と考えています。
生活保護を担当する行政の部署とハローワーク、そして、支援するFPグループが共同で行動を起こせれば、現状が変わる可能性もあると思ったりしますが、関係各位の皆さま、どうでしょうか?
以上、最近の例の報道を見ていて感じました。
ではまた、お会いしましょう。
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