- 小寺 邦明
- 速読ビジネス講師
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
経営者・ビジネスマンに役立つ速読ビジネス活用術を日々考えている速読ビジネス講師です。
今回は、入門、初級の速読術トレーニングの詳細な内容に関して話したいと思います。
”川村式速読術のトレーニングの内容 ~概要編”(←クリック)
に全体のトレーニングの流れが書いてあります。
全体の流れを知りたい人は是非読んでみてください。
4番目のトレーニングとして文字をなぞりながら読む速度を高めるトレーニングをします。
<トレーニング内容>
文字をなぞりながら読む速度を高めるトレーニングです。
分速500文字から2500文字を目指します。
1文字ずつ順番に読むという読み方です。その速度を上げるトレーニングです。
これまでの読書の方法の延長上にあるので最もやさしい速読法です。
だから、比較的短期間で習得できるのが特長です。
パソコンでのトレーニングでは、文字が自動的にながれてきます。
速度は低速⇒高速⇒中速⇒超高速
流れている文字をリラックスしてながめます。
読めないうちは決して読もうとしないでください。
景色でも眺めているつもりでリラックスしてみましょう。
また、文字の流れにあわせて眼を動かせるようであれば、疲れない程度に
時々休憩を入れながら追ってみてください。
<ポイント>
従来からの読み方である、1文字ずつの読み方で、速度を上げるトレーニングです。
初期段階の速読の基本を身につけるトレーニングです。
目標は2,500文字/分 です。
最初のうちは文字が眼に入るとどうしても読んでしまうという人がいると思います。
私もそうでした。最初のころは黙読をしていました。
”視るトレーニング”とわかっていても、無意識のうちに読んで意味をとろうとするくせがでてしまいます。文字に意識が集中するとつい読んでしまいます。
ここでは文字を視ることを学んでください。
頭の中で黙読しない訓練です。
”視る”コツは文章を読むこと以外の作業をします。
文字に意識が集中しないでリラックスするようにしてください。
具体的には
○画面を見ながら頭の中でトレーニングに関係のないことを考えたり
○音楽を聴いたり
私は好きなJazzを聴いてのトレーニングが多いです。
普通の読書前にも、これから読もうとしている文章を10秒ほど高速でなぞるようなトレーニングをしてみてください。
そうすることで、脳が情報を速く処理する準備状態に入ります。
速読の準備運動です。
また、眼筋を鍛える横縦の運動をすることによって、速読モードに入るコツになります。
【過去のトレーニングの記事】
川村式速読術のトレーニングの内容~概要編(←クリック)
1.川村式速読術のトレーニングの内容【詳細編:トレース速度確認】(←クリック)
2.川村式速読術のトレーニングの内容【詳細編:右脳の活性化】(←クリック)
3.川村式速読術のトレーニングの内容 【詳細編:眼筋の訓練】(←クリック)
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