借金体質改善コラム第44回「兎と亀」 - 借金返済・債務整理 - 専門家プロファイル

若林 正昭
若林司法書士事務所 所長 認定司法書士
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借金体質改善コラム第44回「兎と亀」

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アインシュタインは言っています。「目標を達成するエレベーターは残念ながら無い。しかし、階段なら、いくらでもある。」 

一見ひらめきで相対性理論を見つけた様に思われていますが、実は長年の思索のおかげだと言うことを本人が一番知っていたのです。

勝間和代さんがよく言うのは、「一日たった0.3%の自己改革でいい。続けさえすれば、3年で全く違う人間に変身しているはずだ、」と。本人の体験談だけに説得力があります。


日本の昔話に「兎と亀」の話がありますが、実はこの寓話は目標達成の神髄をついていると言えます。

西洋では、「継続は力なり」とも言います。昔から小さな事を毎日積み重ねる事の力をいう警句は多いのですが、なかなか実践出来ないのは何故でしょう?


それは、「人間は一週間先の自分しか想像できない」からです。遠い将来の成長した自分を現実味をもってイメージするのは難しい、というディレンマがあります。


全米ナンバーワンの目標達成のコーチ、ブライアントレーシーさん「自分で納得いかなくとも、目標はただ設定すれば良い。そこにたどりつく道筋はイメージ出来なくとも良い。ただ設定し、達成すると信じさえすれば、数年後に達成している自分がいて、驚くはずだ」といっています。


狐につままれた様な話ですが、将来の成長した自分を多少無理してでもイメージし見ましょう。そして、そこに向け亀の歩みを始めて下さい。数年後に亀はかなり遠くまで進んでいるはずです。一週間後の安直な達成を狙い、兎になった人は一週間しか努力出来ません。

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