借金体質改善コラム第46回「自己破産は恥か?」 - 借金返済・債務整理 - 専門家プロファイル

若林 正昭
若林司法書士事務所 所長 認定司法書士
司法書士

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:借金・債務整理

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
森 久美子
森 久美子
(ファイナンシャルプランナー)
村田 英幸
(弁護士)

閲覧数順 2016年12月10日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

借金体質改善コラム第46回「自己破産は恥か?」

- good

  1. マネー
  2. 借金・債務整理
  3. 借金返済・債務整理


借金を整理する方法の1つに自己破産があります。自己破産をすれば借金がゼロになるので、人生をリセットしたい人には最適な方法なのですが、大半の方は自己破産をすることを容易に受け入れることができません。

日本人が自己破産に対してマイナスイメージを持つのは、日本人のもつ価値観に関連があるようです。

よく日本は恥の文化と言われます。罪を犯すのと恥をかくのでは、恥をかく方が辛いと言うわけです。
江戸時代までの日本の農村では村八分が最も厳しい罰でした。かろうじて命は取られないものの、独房に入れられた様な毎日た耐え難いものであったに違いありません。

このような文化が生まれ育ったのは、共同体を守ことが生き残りの絶対的要件であった背景があります。日本の気候風土は稲作に適しており、稲作は集合体での共同作業が求められます。絶対的善悪で組織の規律を守るよりは、柔軟な価値観でそれぞれの組織の一体感を維持する方が重要で、その一体感を堅持するには、”恥”という感情を共有することが有効であった訳です。

明治維新後の日本は欧米の法律(キリスト教の価値観に根ざしている)を導入し近代化を推し進めました。近代資本主義とその法体系は日本の恥の文化とはかなり隔たりがあるものです。

法律で認められている自己破産がもし日本の前近代的な恥の文化の足かせで、浸透しないとすれば資本主義国としての悲劇です。どうか、堂々と、法律で認められている自己破産をあなたの人生の選択肢に加えてみて下さい。


このコラムに類似したコラム

借金体質改善コラム第31回「借金苦は他人事と思え」 若林 正昭 - 司法書士(2012/05/02 12:00)

借金体質改善コラム 第24回「49対51」 若林 正昭 - 司法書士(2012/02/17 11:00)

借金体質改善コラム 第12回 「資金破綻は突然やってくる」 若林 正昭 - 司法書士(2011/12/09 16:00)

借金体質改善コラム 第6回「忘却の力」 若林 正昭 - 司法書士(2011/12/07 14:00)