- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
みかんのジャム
みかんをたくさんいただいたので、ジャムにすることにしました。あっさりクリアなジャムです。
日本の温州ミカンは「マンダリンmandarine」という種類に分類されます。原産地はアジア南東部。
普通の意味において、フランスにみかんがあるわけではないのですが、よく似た存在として「クレモンティンヌclementine」があります。
もう少し小振りで、もう少し強い味があって、つるんと皮も剥けます。大好きです。
ラジオやテレビからクレモンティーヌの歌声が聞こえてくるたび、「久しぶりにクレモンティンヌが食べたいなぁ・・」などと思います。フランスの冬の楽しみ。旅行に行かれる方はぜひ!
さてみかんジャムの作り方。
この作り方では(無農薬ではないので中身のみ使うため)とろみがでないので、珍しくペクチンを使います。さらさらでもよければ、どうぞ砂糖だけで。
140ccの瓶1本分
みかんの果肉(正味) 200g
レモン汁 20g(みかんの重量の10%)
グラニュー糖 30g(同15%)
ペクチン 2g(同1%)
1. ミカンは黄色い皮、白い皮ともに剥いて、実のみを取り出す。
2. 小鍋に入れ、レモン汁を絞り入れる。砂糖とペクチンを混ぜ合わせてから加える。
3. 強火にかけ、煮詰める。
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