食べたあとに眠くなる、は危険なサイン - その他の心と体の不調 - 専門家プロファイル

徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年05月03日更新

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食べたあとに眠くなる、は危険なサイン

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先日、バイキングに行きました。おいしくておいしくて、沢山沢山食べました。もちろんデザートもたっぷりといただきました。食後はお茶でゆっくりおしゃべりと思ったのですが、眠くて会話などしていられません。目を開けているのがやっとで、テーブルをたつ頃にやっと眠気がさめてきました。


みなさんは食後に眠くなったり、甘いものを食べすきて眠くなることはありませんか?実はこれ、身体からのSOSのサインなのです。


特に甘いものを食べた後に眠くなったときは要注意です。このとき血糖値は急激にあがり140以上になっていると言われています。血液中にある糖分は血管の内皮細胞を傷つけかさぶたを作ります。これが進行すると動脈硬化へと移行していきます。甘いものを食べて眠くなったときの血管へのダメージはタバコ4本をすったのと同じくらい大きいものなのだそうです。


また、東洋医学では食べた後に眠くなる方を「脾気虚」と考えることが多いです。シンプルに考えれば「胃腸の力が弱っている」と言い換えてもよいでしょう。


東西の視点は違うけれど、どちらも「食後の眠気はよくない」としています。それではどうすれば食後の眠気を抑えられるのでしょう。食事の内容を変えたり、甘いものを控えたり、胃腸に優しい料理を考えたり・・・。大変そう。

だからまずはこのふたつだけ意識してみませんか?
1、ゆっくりかんで食べる
2、腹八分目


ゆっくり食べれば、咀嚼が多くなるので満腹中枢が刺激されます。おのずと腹八分目で食事を終えることになるでしょう。そうすることで急激な血糖値の上昇を防ぎ、胃腸への負担も減り、東洋医学と西洋医学が問題としているところを両方解決できるわけです。


余談になりますが、おさるさんも腹7分目のほうが老化が遅く長生きするという実験結果がでたようです。(写真参照)


私たちも左側のおさるさんのように若々しく長生きしたいものですね。



鍼灸師 草薙 久美子

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