今日は娘の冬休み最終日。
この連休、わが家は娘の宿題に巻き込まれ、
「高尾山に行ってみよー!」という予定が狂いました、村上有紀です。
宿題の6割をこの連休でやりました
さてさて。「伝わる要望書をつくろう!」という
前回のブログ の続きです。
では、「伝わる要望書」とはどんなものでしょうか。
それは、活き活きとした「暮らしのイメージ」が見えてくる要望書です。
「リビング○○畳以上」「日当たりの良い子ども室」「キッチンは対面式」
という、ハードに関する情報よりも、
その場所で何をしたいか、
誰といたいか、
どんな風景を見たいか、
という、ソフトに関する情報が満載の要望書です。
そこで、注意点がひとつ。
家をつくる、すなわち暮らしの舞台が新しくなると、
自分の暮らし方や自分自身も新しくなるような気がします。
例えば、収納を充実させれば収納下手から収納上手へと変わるような錯覚や、
自分の中にある過度の理想イメージがそれです。
要望書は、実際の暮らしとかけ離れた「暮らし情報」では、意味がありません。
今の暮らしからつながる「地に足の着いた」暮らしのイメージです。
そのためには今の暮らしを再度見つめることです。
そのリサーチ作業をしっかりしたうえで、
新しい暮らしを作っていく必要があるのです。
↑↑gooリサーチによる「家づくりの不安に関するアンケート」結果によると。。
住宅購入経験者の約2割が
「設計担当者に自分たちの要望が伝わらない」と回答し、
約3割が「プラン・間取りに満足いかない」と答えています
また、これから住宅を購入しようという意向者の約3.5割が
「依頼先に自分たちの要望を理解してもらえるか」
を不安に思っており、約3割は
「自分や家族の要望がまとまるか」も心配しています
この結果は実に残念なこと。
施主と設計者の共通理解、また、
家族の間での共通理解が、よいプランには必要不可欠です。
そのためにも、家づくりの準備として、「自分たちの暮らしづくり」をする必要があり、
そのサポートとして、「伝わる要望書」をつくるワークショップがしたいなぁと思うのです。
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