被害者という意識について - 企業メンタルヘルス全般 - 専門家プロファイル

藍色 シアン
クレーム心理学 クレーム心理カウンセラー
東京都
メンタルヘルスコンサルタント

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藍色 シアン
藍色 シアン
(メンタルヘルスコンサルタント)
柳原 里枝子
柳原 里枝子
(研修講師)

閲覧数順 2016年12月07日更新

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被害者という意識について

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クレーム心理学

おはようございます。クレーム心理学の藍色シアンです。


今回は、被害者という意識について書きたいと思います。

被害者というと、例えば事故や震災などで被害にあった人というイメージがあるかもしれませんが、この被害者的な意識というのは日常のあらゆる場面で私たちが持ってしまうものなんです。しかもちょっとしたネガティブな出来事で人は簡単に被害者になってしまいます。

電車の中で携帯で話している人がいたとします。そしてもしかするとある人は「うるさい」とか「マナー違反だ」とか、その行為を見て感じているかもしれません。その時の心理を見てみると、その人は「被害者」になってしまっています。どこが被害者なのかというと、誰かのせいで自分は嫌な気持ちになっているという意識になっているということです。この時点でもうその人は被害者的立場をとっています。つまり「誰かのせい」ということは、その誰かを「加害者」として意識しているということです。

そして被害者の目的は、「加害者」が悪いんだということと、私が「被害者」になっているということを加害者にわからせ、嫌だと感じる行為をやめさせ、そして謝罪させるということです。その目的の為に行動を起こすんです。

もちろん電車の中で携帯で話をしている程度であれば、ここまでの行動に出ることはありませんし、少し我慢すればその意識は消えて、忘れてしまう程度かもしれません。

でも人は日常的にこの「被害者」としての意識を持つようになってしまっているということです。そしてこの被害者意識がとても強くなる出来事があった場合、それを忘れることが出来ず、加害者に対して、その非正当性を納得させようと、かなりのエネルギーを注ぐようになります。この場合対人関係において、とても辛くて苦しい状況を作り出してしまうことになってしまいます。

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