- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
そして残念ですがETFはインデックス・ファンドのように1万円では購入できません。
そこで、次のような組み合わせをお勧めします。
1.証券口座ではETFの配当金はMRFで蓄積できます。そのMRFが1万円貯まるごとにノーロードのTOPIXに連動するインデックス・ファンドを購入し、購入したいETFの金額が貯まるまで、このファンドに蓄積しては如何でしょう。私の試算では海外のETFは30口以上で購入しないと為替手数料+売買手数料で投資効果が薄れてしまいます。
ただし、今回のように株価の変動が大きく動いた際には、目減りすることも視野に入れてください。ただ、国内の株式を対象とするETF購入には有効です。
2.毎月積立でETFの購入を考えておられる方は、MMFでの積立をお勧めします。短期金利の上昇が予想される時期にはMMFが定期預金よりも有利なケースがあります。そして、ETFの分配金もここで購入されているMMF購入で積み増ししてください。ご存知のとおり、円のMMFはリスクの極めて小さなもので、購入後1月経てば手数料なしで解約できます。為替変動も無く、価格リスクも無い、使い勝手の良いMMFでのETF資金用の一時預けには1.よりも此方のほうがベターと考えています。