- 森 久美子
- エフピー森 代表
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
貯蓄型保険とは、お金が貯まるタイプの保険の総称です。
養老保険や個人年金保険、終身保険や学資(こども)保険などがあてはまります。
大手保険会社の新規契約の予定利率が10月の平均で0.94%と、過去最低水準に近い利回りにもかかわらず、さまざまな商品が販売されています。
予定利率というのは、契約者が保険会社が約束する保険料の割引率のことで、予定利率が下がるということは、保険料が上がるということを意味します。
保険を利用した貯蓄は、コツコツ積立てしてもつい取り崩してしまってお金がなかなか貯まらない、といった人には向いているかもしれません。
だた、早期に解約するとかえって損をしてしまうこともありますし、将来金利が上昇した場合には、今のような低金利で金利を固定してしまうことはデメリットになります。
保険料も、掛捨ての保険に比べると当然とても高くなります。家計の状況が変わって保険料の支払いが厳しくなり結局支払いができなくなるなんてことも、案外あるものです。
保険料の込期間中の解約返戻金は少ないが、払込終了後は通常の終身保険より解約返戻金が多くなる、といううたい文句で「低解約型の終身保険」を利用する方も多いようですが、メリットとデメリットをちゃんと理解してから利用しましょうね.
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