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阿妻 靖史
パーソナルコーチ

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対象:恋愛

堀江 健一
堀江 健一
(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)

閲覧数順 2016年12月03日更新

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浮気調査を依頼する前に 1

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恋愛セラピストのあづまです。

夫の不倫疑惑。妻に隠れて浮気を続けていたかもしれない・・・疑心暗鬼。
そんな不安な心境の時、事実を知ろうと浮気調査を探偵に依頼するかもしれません。でも、心理セラピストの立場からは、ちょっと待ったと言いたいのです。 確かに離婚をして慰謝料を・・・という話なら確固たる証拠が必要です。証拠をしっかり固めて、訴訟になっても必ず勝てる。自分を守るためにも、闘う必要が あるかもしれません。
でも、あなたが望んでいる結果は、調査・証拠固め、交渉あるいは訴訟、そして離婚・慰謝料請求という流れなのでしょうか? 法律では人の心は縛れないの です。法律でできることは、相手にお金を払わせることだけです。これは、心の中では何を考えても自由という法律上の原則がありますから、仕方のないことで す。相手に「申し訳ない」と思うことを強要することや、罪の意識を持って残りの人生を生きるように強制することはできないのです。
法的な弁済方法は、慰謝料という形でお金を払うことのみです。交渉をする段階で「謝罪文」を求めることもあるかもしれませんが、心がこもっていることを強要することは、相手の心の中をあなたの望み通りに変えようとすることであり、決してやってはならないことなのです。

それに対して、心理学・カウンセリングの世界は、ずいぶん違います。
相手が何をしようと、今感じている怒りや不安などの感情は自分のものであると考えます。自分の感情は自分で責任を持つという原則です。「ひどい目にあっ たのに、この怒りが自分の責任だとは何事だ!」という気持ちになるかもしれません。確かにそう感じることもあると思います。
それでもあえて、感情は自分のものであるという原則を再度強調しておきたいと思います。
実は、相手に対して怒っているほとんどの場合が、「私は正しいよね?」「私は悪くないよね?」ということの確認をしたいのです。夫の浮気をきっかけに夫婦関係が壊れて「私はちゃんと頑張っていたよね?」「私は正しいよね?」ということを確認したいのです。
カウンセリングでは、セラピストがそれをしていきます。話を否定せずに聞くことで「あなたは正しいんですよ。」「あなたは一生懸命頑張ってきました ね。」ということをカウンセラーが認めていきます。すると、相談者の方も自分で「あぁ、私はこれでいいんだ。正しいんだ。」「苦しかったけれど、その感覚 は正しかったんだ。自分は頑張っていたんだ。」というように、自分を認めることができるようになっていきます。
そうなったときには既に、相手が間違っていることを証明する必要はないんですね。

法律の世界はどちらがより正しいか、決着をつける世界。
心理の世界はどちらも精一杯生きていて、どちらも正しいということを理解するための世界。

浮気調査を依頼する前に 2」に続きます。


「恋愛の悩みに関するコラム:女と男の心のヘルス」

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