- 西田 淑子
- サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
- 大阪府
- ビジネスコーチ
対象:コーチング
京都の旅館で働くある人と先日お会いしました。京都市中にあって開業してまだ10年未満の新しい旅館です。今年ようやく順調に起動に乗り出したときに震災が起こりました。100件以上、人数にすると何百人ものキャンセルだったそうです。営業はしているものの、お客さんの来ない日が続いて本当に辛かったそうです。個々の苛立ちが社内の人間関係にまで影響します。今、半年たってお客さんが戻ってきてくれて、嬉しいといいます。
多くの人が経験することは、順調に行き始めると、まるで試練と思える予期せぬ出来事が起こります。そのときどうするのでしょうか。諦めるのか、人生の方向転換をするのか、続けるのか。私は「試練」というよりも「飛躍」のために、膝を曲げ腰を下げぐっと力を込めるためのことだと思います。
予期せぬ出来事が起こると、私たちは一旦立ち止まって、自分が目指していたものを再確認することができます。予期せぬ出来事は、私たちに工夫するきっかけと、工夫する時間を与えてくれます。予期せぬ出来事は、また、私たちに、これまでの自分を振り返る機会を与えてくれます。
予期せぬ出来事が起こったときに、諦めるのではなく、方向を変えてしまうのではなく、目標や夢に向かっていくための必要な時間と機会だと思えたら、成功はさらに近づくはずです。
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