本当に恐ろしい話(2) - 住宅ローン借り換え・返済 - 専門家プロファイル

久保田 正広
株式会社 FPバンク 代表取締役
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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本当に恐ろしい話(2)

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社会の構造が変わった!

社会保障や税金の生涯収支は現在20歳以下の人は8,000万円のマイナスにもなるそうです。(一橋大経済研究所の小黒一正准教授の試算 2010.8日経新聞)

これって本当でしょうか?

真偽の程はともかく、もっと具体的な例でみてみましょう。

例えば、平均的なサラリーマンの公的年金受給予想額は年額約210万円とも言われていますが、年金制度の改正で既に受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられる事が決定しています。

つまりこの改正によって私たちは1000万円以上の年金を失ったことになります(210万円×5年=1050万円)。しかもこれはあくまでも現行制度が維持された場合の試算です。

今後、開始年齢のさらなる引き上げや、受給額の減額は免れないでしょう。その根拠はここにあります。

http://www.ipss.go.jp/site-ad/TopPageData/Pyramid_a.html

人口問題研究所の試算によると1930年にきれいな三角形、まさにピラミッド型だった日本の人口は2050年にはおよそピラミッドとは呼べない逆の形になっています。2050年貴方は何歳ですか?

もっと具体的な例です。大手小売業に勤める32歳の息子の年収390万円に対し、父親の年収は企業年金も含め504万円。日経新聞でも世代間格差と社会保障制度について警鐘を鳴らしています(H22年12月14日)。

つまり、戦後一貫して成長し続けた時代の日本の社会構造は既に大きく変わってしまっています。

しかし、最も恐ろしいことは、

その大きな変化に一体どれくらいの人が気づいていて、どれだけ真剣にその対応に取り組んでいるのだろうかということである。

学校で教えてくれるでしょうか?それとも国、企業・・・?いいえ、誰も教えてはくれません。これではまるで私たち個人の責任において、気付き、理解し、対応しなさいと言ってるも同じです。

日本が本当に向かっている方向を明らかにし、官民が一体となって対応すべきであるという教育が一体何故行われないのでしょうか?

シリーズ2回にわたってお届けしました「本当に恐ろしい話」~社会の構造が変わった!~ 生涯で一番高い買い物“住宅”。その時必須になる住宅ローンを考える上でどうしても避けて通れない背景を、一人でも多くの方に知って頂きたいと思いましてお伝えして参りました。

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