- 寺野 裕子
- てらの・ファイナンシャルプランニングオフィス 代表
- 徳島県
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
生命保険文化センターの『平成22年度生活保障に関する調査』
に生命保険に関する意向を聞いてみました!というものがあります。
A、Bどちらのタイプの商品に加入したいかを尋ねています。
皆さんの保険にたいするお気持ちがよく表れているなと感じたので
ご紹介いたします。
以下4つの質問に対する回答です
☆A:配当金や解約返戻金がない分、保険料が安い生命保険 ⇒40.6%
B:配当金や解約返戻金のある生命保険 ⇒51.3%
☆A:掛捨ての生命保険 ⇒27.6%
B:貯蓄機能を兼ねた生命保険 ⇒64.3%
☆A:保障の範囲が絞られた生命保険 ⇒17.4%
B:保障範囲の広い生命保険 ⇒72.7%
☆A:運用実績により保険金額が増加したり減少したりする生命保険 ⇒7.7%
B:保険金額があらかじめ一定額に定められた生命保険 ⇒81.4%
この結果からまず感じたのは皆さんの思いと今売れている保険とは
少々違うということです。
万一の時のことを考えることは、もちろん大切です。
しかし万―のことばかり考えてもいられなくって、無事に健康に長生き出来た時
の備えも考えなきゃいけないんですよね。
アンケート結果から皆さんがきちんと保障もしっかり準備する必要があるけど
貯蓄も大切というお気持ちを持たれていることがよくわかります。
保険ですべてを叶えようとするのは難しいです。
私は万一の時のためのお守りとしての保障と貯蓄はきっちり分けて保険に加入
することをお勧めしています。
ゆとりある生活を叶えるためには日々の家計を圧迫しない保険料で欲しい保障を購入し、
同時に資産も積んでいく必要があります。
もしもの事が起こってしまった時も健康で長生きした時にも困らないような
保険の購入の仕方を身につけていただきたいと思っています。
実際どうするかはまたの機会にお話いたします 。
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