今後の住宅ローン金利はどうなる? - 住宅ローン選び - 専門家プロファイル

宮下 弘章
リスト株式会社 
神奈川県
不動産コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅資金・住宅ローン

柴垣 和哉
柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)
藤森 哲也
(不動産コンサルタント)

閲覧数順 2016年12月06日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

今後の住宅ローン金利はどうなる?

- good

  1. マネー
  2. 住宅資金・住宅ローン
  3. 住宅ローン選び

住宅ローンの金利は、長期金利政策金利
2つの金利の影響を受けます。
長期金利は、住宅ローンの期間10年超の長期固定金利に、
政策金利は住宅ローンの変動金利に影響します。

◎参考記事 → 「住宅ローン金利の決まり方」

そして、長期金利とは、10年物国債利回りのことを指し、
昨年9月以降、利回りはじりじりと上昇が続いて、先月は一時
1.3%超の水準まで上昇しました。

しかし、その後は流れが変わり、じりじりと利回りは下落し、
一昨日には1.14%まで下落しました。
今月の住宅ローンの固定金利が4月と変わらなかったのは、
先月中旬以降の長期金利の動向が反映されたからです。

でも、皆さん
日本は、何故ここまで信用があるのでしょうか?
国債の利回りが下がるということは、同時に国債の価格が上昇
しているということです。
要するに、日本の国債の需要が高いので、利回りが下がるのです。

日本は、2010年度末時点における国の借金の総額が
944兆円まで膨れ上がっています。
そして、財政は悪化し、
来年度は震災復興の為に更なる国債増発が懸念されています。
近い将来デフォルトすると警告するアナリストもいます。

なのに、日本国債の買い手は居ます。
でもこれは主に”消去法による選択”なのです。

ユーロ圏の国々においては、ポルトガルの財政問題は更に
深刻さを増し、イギリスなども経済不振が続いています。
リーマンショックは、アメリカ経済にとって大きな打撃となり、
最近まで金融緩和政策が行われていました。

これらの日本以外の国々の状況と、日本を比べたときに、
まだまだ日本はマシな方だと見らるのでしょう。


過度な日本国内における国債消化率の高さや、
行き場の無くなったマネーで仕方なく国債を買い続けるという
日本独特のマネー循環方程式(?)のようなものが存在している事も、
日本国債の底堅さに寄与しているのでしょう。

でも、決して消去法だけではなく、
日本がそんな簡単にデフォルトするわけが無い
日本は震災からも、必ず早期に復興を遂げる
等という期待が高いことも事実だと思います。


どちらにしても、長期金利というのは
いろいろな思惑や市場の見方により、上昇下降を繰り返します。

毎日、新聞等で発表されている金利なので、
皆さんも、定期的にチェック等してみてください。
長期金利は、私たちの生活に大きく影響する金利ですから

このコラムに類似したコラム

今夏の住宅ローン金利は低金利! 宮下 弘章 - 不動産コンサルタント(2011/07/25 11:26)

国債格下げと住宅ローン金利 宮下 弘章 - 不動産コンサルタント(2011/01/31 09:00)

日銀ゼロ金利政策で、私たちの生活は変わるか? 宮下 弘章 - 不動産コンサルタント(2010/10/08 09:00)

2015年住宅ローン動向と変動金利借入時の注意点 三島木 英雄 - ファイナンシャルプランナー(2014/12/02 17:07)

2013年9月 住宅ローン金利 金融機関一覧 藤 孝憲 - ファイナンシャルプランナー(2013/09/02 21:27)