- 岡崎 緑
- キャリアカウンセラー・講師
- 東京都
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
転職面接時に、リストラ・事業縮小・業績不振など、会社都合による退職理由に
ついて言ってもよいか、という質問を受けることがよくあります。
結論から言うと、退職理由について、事実そのものを伝えることは問題ありません。
ただ、その残念な事実を伝えるだけでなく、その事実を今自分はどうポジティブ
にとらえているのかを伝えることが重要になります。
例えば・・・
「会社の資金繰りの悪化により、事業所が閉鎖してリストラされてしまいました」
とだけ答える場合と
「会社の資金繰りの悪化により、事業所が閉鎖することになり、退職しました。
このこと自体は残念でしたが、これを機会に今までの経験を生かし、さらに広い
分野で××の仕事に取り組みたいと考えるようになりました」
と答える場合。
後者の答え方なら、「リストラ、事業所の閉鎖」というネガティブな出来事を
きっかけに、気持ちを切り替えて新しい仕事で活躍したいという前向きな気持
ちを伝えることができます。
重要なのは、退職理由そのものではなく、それをきっかけに自分はどう考えて
いるか、ということです。
会社都合による、自分が望まなかった退職は非常につらいものですが、
ネガティブな出来事も、ポジティブに変えてしまう強さ、
ネガティブな出来事から自分が学んだこと、
ネガティブな出来事をきっかけに自分が変わったこと、
を伝えられるようになれば、その経験は「強み」に変わります。
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