- 清水 健太郎
- ライフクリエイション 代表
- 埼玉県
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
大人の言葉が若者に与える影響、とりわけ進路を決める状況にいる若者に対する影響は非常に強い。
「お前のアルバイトの経験なんか誰も知りたくない。こんな程度の話なら書かないほうがいい。みんなアルバイトのことばかり書くから人事は読む気もしない。」と言われ、すっかり意気消沈してきた学生。
「悩んでいる場合じゃない。もっと行動しろ。とにかく受ければいいんだ。」と言われ逆にやる気をなくしてしまった学生。
大人の言葉に傷つき意欲をなくしたり、やる気を損なったり、未来の希望すら失ってしまう。
もちろん私自身の言葉で学生を傷つけた経験が無いわけではない。だからこそ身をもって「言葉」の重さを感じる。私はカウンセラーという職業上、言葉の中で生活していると言っても良い。私の師匠とも言うべき(勝手な)カウンセラーの方がおっしゃるには、
「言葉を発しているということは、その対象にとっては何かをされていることになる」
言葉とはそれほど重いもの、大きなもの、影響力のあるものだと言える。
影響力が大きいという事は悪いことばかりではなく、言葉によって人は立ち直ったり、やる気を起こしたり、夢や希望を持てたりする。言葉に心を動かされる。
プロ野球の監督がFA選手を自球団に呼び込む口説き文句。
政治家が政策を有権者に訴える演説。
思わず買いたくなってしまうキャッチコピー。
共通点はどれも心動かされる言葉では無いだろうか。
私も未来ある若者と接する仕事をしている身の上。心動かすまでゆかなくとも、やる気を起こす、希望を持てる、言葉で彼らに接してゆきたいと思い、日々精進する。
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