- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
個人年金保険は据え置き期間中の積立利率が予定利率として保証されていますが、変額個人年金は据え置き中の運用リスクを基本的には購入者が負担します。
購入者が運用に成功すれば資産額は増えますが、失敗すれば資産額は減ります。
単純化すると生命保険と投資信託で構成されている商品で、当該商品には資産運用関係費と保険契約関係費が掛かります。このため変額年金保険そのものが高額手数料の商品となっています。そして、据え置き期間に途中解約すると、解約のための高額な手数料が必要になります。
従いまして、死亡保障が必要であれば掛け捨ての生命保険を、貯蓄性を求めるならばご自分で投資信託を購入することで、支払うコストは安くなります。
ある程度の資産があり、相続税を節税するために高齢者の方が購入する場合以外は、お勧めいたしません。