グローバルの図式化

おはようございます。

この頃ですが、川西玲子氏がこんな発言をされていました。

http://spysee.jp/%E5%B7%9D%E8%A5%BF%E7%8E%B2%E5%AD%90/1702801/

・・・・・・・（中略）・・・・・・・・・・・・・・

「夢を諦めるな」「思いは必ず実現する」「思考は現実化する」と励
まされ、生き残るために努力を続けるようにと、グローバル経済の価値
観を刷り込まれ続ける日本人。その結果、検定を受けたり資格を取り続
けたり、定年後にマスターズ陸上出場をめざして体を鍛えたり、とにか
く達成感と成果を手にしないといられない人たちが続出しています。の
んびり生きるのは罪であるかのごとく。ちょっと異常ではないでしょう
か。

　それがとうとう、犬の世界にまで及んできたのです!　昨日、
警察犬採用試験の結果が発表されたのですが、人間で言えば50代
のラブラドールレトリバーが7回目の挑戦で合格しました。二年
間の嘱託契約です。また、一度警察犬を引退した14歳のシェパー
ドが、再度試験を受けて一年契約で再任用されることになったのです。

　14歳と言えば人間で言うと70代。大型犬としては超高齢
で、のんびり余生を過ごす歳です。私は驚いてしまいました。なんでそ
こまで挑戦させるかね。しかも嘱託だの一年契約だのって・・・犬も、
ただ生きているだけではだめなのか。

・・・・・・・・・・・・・・（後略）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この方の意見はある意味正しいと思いますが、有名な精神科医の

香山リカさんもこんな発言をされています。

今は生老病死が自然と営まれなくなっていて、大変生きづらくまた、

死にづらい世の中になってしまったと。上記のように、犬までリタイア後、

一生涯現役でいなければいけなくなった世の中なんですね。

ゲ・ゲ・ゲの女房が2010年人気だったのは、ただ生きているだけでよかった

懐かしい昔があったからという理由かもしれません。今もこれからも

これまでの常識や考えややり方が全く通用しなくなって来ている生きる現場では、

やはり、私が昔に申し上げた通りの路線、生涯現役が80歳、或いは

75歳までは働けという事実があるようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はあとふる.