手根管症候群とは、片方または両方の手のひら、親指から薬指くらいまで、シビレや痛みが出ることを言います。
手首に負担のかかる作業をしている方、子供を抱えた状態が多いお母さん、長時間のパソコンや振動する機器の使用により症状が起きることもあります。
比較的女性に多く、妊婦の方にも多く見られます。
西洋医学的に言われている原因は、過度の使用や妊娠によるむくみ、ガングリオンや腫瘍による正中神経の圧迫や炎症です。
また、血液透析(とうせき)によるアミロイドの沈着なども原因に挙げられています。
症状の出やすいタイミングは、寝起きやまたは夜間に症状で目を覚ますこともあるそうです。
何となく原因と言われていることと症状のタイミングが一致しないのが、私は気になりますが、西洋医学的にはこのように考えられています。
西洋医学的なアプローチは、手首のそえ木(特に夜間)や、キーボードの角度の調節、使用頻度を控えるなど。またはひどい場合は、手根管の靭帯を切除する手術も行なうことがあるようです。
どれも対症療法になります。
次回は、当院では手根管症候群をどう捉えているかをご紹介しましょう。
お楽しみに。
山中英司
治療院のホームページ http://www.hikaichiro.com/
私のブログ http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
治療院のブログ http://hikaichiro.blog73.fc2.com/
治療院外活動ホームページ http://jocoso.jp/hikaichiro/
このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
045-981-4431
「カイロプラクティック」のコラム
季節の変わり目を捉える身体・・・自律神経と無神経なマインド(2018/02/18 13:02)
姿勢が変わると心も変わる! 体と心の関係性(2017/12/09 20:12)
花粉症の方から感想を頂きました。(2017/03/21 17:03)
骨折の治療できますか?(2009/12/06 13:12)
お腹の調子もみてもらえますか?(2009/11/25 11:11)