窓の大切さ再認識:エコポイントとトップランナー基準 - 賃貸併用住宅 - 専門家プロファイル

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窓の大切さ再認識:エコポイントとトップランナー基準

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設計監理

今年中(2010.12.31)に着工すればエコポイントがもらえます。

 

ちょうど、今やってるオーナー住居が最上階で、下階が賃貸マンションの投資型収益物件で、「エコポイント」を取得する段取りをした。その事について書いてみた。

 

木造の場合、「次世代省エネ基準(平成11年省エネ基準、性能評価で断熱が[等級4])」を満たせばいいのですが、RCや鉄骨の場合、「トップランナー基準」をクリアしなければなりません。

今回は、RCなので、この「トップランナー基準」が対象です。

また、日本の断熱仕様の地域区分は4地区(日本で一番広い。)での数値を使っています。

このトップランナー基準が曲者で、「給湯器」「エアコン」「燃料電池」「節湯器具」など、設備と絡んできます。

建築の断熱基準が

1.次世代省エネ[等級4]だけでなく

2.新省エネ[等級3]躯体+[等級4の窓(熱還流率4.65以下)]

3.新省エネ[等級3]躯体+[高断熱の窓(熱還流率4.07以下)]

という建築の断熱基準と、設備の省エネ基準が複雑に組み合わせしてありました。

パット見、難解です。

ただ、組み合わを簡単に言うと「建築の断熱基準」が下がっていくと、「設備省エネ基準」が上がっていくって感じです。

[等級4の窓(熱還流率4.65以下)]と、[高断熱の窓(熱還流率4.07以下)]、の窓の差は普通のペアガラスが等級4で、高断熱の窓にするにはLow-Eなど、ガラスの性能を上げるか、サッシの溝を24から35に上げ空気層を6mmから12mmにすればいいです。

コスト的にはサッシの溝幅を広げ空気層を12mmとるほうが格段に安いです。

高効率型給湯器もヒートポンプ型のほうが、効率がいいのですがコストはちょっと高いです。また、潜熱型なら、比較的安いです。

エアコンはほとんど対応してると思うし、節湯器具はちょっとのコストアップで十分です。

断熱材を普通に吹き、ペアガラスの窓を入れる気であれば是非、エコポント取得の検討をお勧めします。

 

見晴らし、通風や採光には窓が大切です。

でも、逆に断熱的には外壁と比べて、窓は非常に熱還流率が悪いです。

ほとんど、窓から、熱が逃げてると考えてよいです。

また、地球の自転を考えると基本は通風は東西です。

日本の家は南面で東西に長いが基本形なので、東西の通風窓も非常に大切です。

温熱環境だけを考えると窓の仕様、大きさ、位置が非常に大切になります。

  

今後の家造りの参考になれば、幸いです。

 

画像1は清明亭の階段正面の貴重な腰窓

画像2は階段吹き抜けから、塔屋の光、通風を感じる。

(弊社設計、塔屋のある家、ロフト着き木造2階建て)

 

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時を経て、ますます存在感と愛着が増す建物。

ここ10年以上、年に1~2棟、事業主と投資用ワンルームマンションの設計をし、時々、地主さんの有効土地活用で賃貸マンションを設計している。いつも、事業では限られた予算で高家賃を追求している。デザインや培った設計技術や経験を生かせればと思う。

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