言ったいわないを防ぐには! - 戸建てかマンションか - 専門家プロファイル

野城 郁朗
株式会社アスナロデザイン 代表
不動産コンサルタント

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対象:不動産売買

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言ったいわないを防ぐには!

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マンションか戸建か

今回は、トラブルの原因で、最も多い「言ったいわない」について
のテーマで書きたいと思います。

 
トラブルは嫌ですよね。

でも、住宅業界はトラブルが多いのも事実です。
「クレーム業界」なんて、言われてます。
その中でも、多いのが、「言った、言わない」が原因のトラブルです。

 
例えば、
・モデルルームと同じと言われたが、実際は違った。
・言ったことが反映されていなかった。でも「聞いていない」と言われた。

 
このようなトラブルは、契約前の会話中の出来事がほとんどです。
売り手である販売者は何気なく勢いで話たことが、
聞き手であるお客様は、「契約のポイント」であることが多いのです。

 
なぜ、このようなことが起こるのか?

 
原因としては、下記のようなことが言えます。
1)販売という目的の中、営業がオーバートークになりやすい。
2)販売側の知識が少ない。
3)買い手側の思い込み。

 
お客様が、心配してることや、望んでいることを
「契約」という使命から、安易に肯定してしまうことも原因のひとつです。

 
買い手側の要因の場合もあります。
新築マンションや注文戸建の場合、無形の状態で契約しますので、
想像を膨らませ、ご自身の中で形を作り、思い込んでしまう場合があります。
これも、後々、トラブルへと発展することもあります。

 
「言った、言わない」は証明するものがなく、
結果、お客様の立場が弱くなることが多いです。
しかし、これでは買い手側としては、納得いかないですよね。

 
これを、防ぐには自己防衛しかありません。
自己防衛というと、難しく聞こえるかもしれませんが、
難しく考える必要はありません。

 
このような、「言った、言わない」のトラブルは、
「気にしていること」や「契約となるポイント」から起こります。
全く、気にも留めなかったところからは、起こりにくいはずです。
そして、気になることが100箇所もありませんよね。

 
「気になっていること」や「契約となるポイント」
ご自身にとって重要箇所は、記録を残す。

また、営業担当に記録を残してもらう。
これが、大きな自己防衛へとつながります。

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