安心して、契約日を迎えるために! - 戸建てかマンションか - 専門家プロファイル

野城 郁朗
株式会社アスナロデザイン 代表
不動産コンサルタント
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安心して、契約日を迎えるために!

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マンションか戸建か

今回は契約について書きたいと思います。
「契約」という言葉は、何となく構えてしまう言葉ですよね。
特に住宅となると、数千万円もする契約となりますので当然です。

 
契約書が「なぜ」交付されるのか?

 
先ず契約書の交付には一定のルールがあります。
契約内容を口約束のままでは、
「言った」「言わない」の論争になります。
それを防止するために、「書面にして証拠として残す」ためです。

さて、この契約書。
第1条「甲は、売買代金として~・・・・・・乙に支払うものとする」
第2条・・・・・・・
聞きなれない、言葉が続きます。

 
途中で、「あれっ? 私は甲、乙どっちだっけ?」
なんてことにもなりえます。
初めて聞く言葉が多いのでむずかしいですよね。

 
「重要事項説明書」の読み合わせ、
「契約書」の読み合わせ及び、調印。
契約書調印の頃には、頭の中は、ゴチャゴチャになって、
頭がポッーとしている時に、「印」を押してしまう。

 
最近は重要事項説明書の読み合わせは、契約日前の
別日に読み合わせをする住宅会社も増えましたね。

 
重要事項説明書や契約書は、契約当日に、読み聞かされても、
おそらく、内容も理解しづらいし、疑問もわかないのが現実です。

 
「契約日は、読みあわせの儀式とするのが理想です。」

 
契約日を儀式にするためには・・・・・
申し込みをして、契約日が決まったら、
事前に「重要事項説明書」「契約書」の写しを業者よりもらってください。

 
そして、全てに目を通し、わからない内容があれば、
必ず、契約前に、業者に質問をして、クリアーにする。
これが、契約前にする最も大切なことです。

 
「契約は、申し込みから契約前日までが大切!」

 
これで、契約日は、不安のない契約調印の儀式となります。
これから契約を迎える方は、事前準備を欠かさず行ってください。

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