チャレンジ!開発マーケティング (1回目) - 商品企画・プランニング - 専門家プロファイル

石川 憲昭
アイマーケ株式会社 代表取締役
京都府
経営コンサルタント

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対象:商品企画・開発

北村 卓
北村 卓
(マーケティングプランナー)
高橋 治
(プロダクトデザイナー)

閲覧数順 2016年12月10日更新

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チャレンジ!開発マーケティング (1回目)

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はじめまして、アイマーケの石川です。

今月から All about デビューです。 よろしくお願いします。

私の専門は、開発マーケティングの領域で、B2B,B2C 両方の分野の商品プロデュース、プロモーションに携わっています。

最近は企業さんのみならず、自治体さんとともに、地域ブランド商品の開発なども手がけています。

さて、今回から、開発マーケティングについて連載でお伝えしたいと思います。よろしくお付き合いください。

 

なぜ、今、商品開発が注目されるのでしょうか?

新商品開発の重要性は、あらゆる業界や組織で言われています。

政府が掲げている新経済成長戦略の実現にしても、新しい商品やサービスの創造がなくてはなりません。

実際、企業ではオープンイノベーションの試みや、開発組織の変革、そして人材育成など、商品開発の改善や新しい試みに

日々挑戦しています。

商品企画の質の高めることが重要。

以上のように、良い商品を生み出すために、いろんな視点から活動がなされていますが、

私は、特に、商品企画の質の向上に意欲的に取り組まなければならない、と考えています。

そもそも、商品開発の起点となる企画の段階で、商品の方向性を誤ると、魅力のある商品を生むことは不可能です。

その後、いくら優れた技術やノウハウを駆使しても無駄になってしまうのです。

 ニーズオリエンティッド商品開発

では、私達はどうすればいいのでしょうか?

商品企画の質を高めるには、顧客の課題や顕在ニーズ、そして潜在ニーズを明らかにし、

顧客の求める価値を創造していくアプローチが効果的です。

これをニーズオリエンティッド商品開発と呼んでいます。

ニーズオリエンティッド商品開発の手順はおよそ次のようなものです。

まず、商品開発は「こんなものがあれば売れる」「きっと顧客の役にたつ」といったアイディアの創造よりスタートします。

次に、ターゲット市場を設定します。ここでは、商品の用途やユーザを明確にすることが重要です。

その次はコンセプトの創造です。コンセプトは、商品に対するマーケットからの期待を表現したもので、

コンセプトの創造は最も重要なプロセスといえます。

さらに、コンセプト創造を経て開発工程に進み、開発の実務が完了すると、市場テスト(テストマーケティング)を行います。

市場テストでは、開発中の商品を顧客に提示し仕様や価格など重視すべき事項を検証し、

商品化の前の早い段階で課題を発見し方向性を修正していきます。

これがニーズオリエンティッド商品開発の流れです。 皆さんの開発フローと比較していかがでしょうか?

ユニークなアイディアが浮かぶと、すぐに開発実務にかかるといった「スピード重視の開発」を好まれる人もいるでしょうが、

ヒット商品を生み出すためには、開発の初期段階よりマーケティング活動を組み込み、市場とのつながりを強くして商品を創出していく取り組みが重要です。

私は、この開発と一体となったマーケティング活動を「開発マーケティング」と呼んでいます。

「開発マーケティング」の実践

では、どうすれば開発マーケティングを自社に取り込み実践できるのでしょうか。 次回は、開発マーケティングの実際についてです。

参考文献 速解!”売れる商品を創る”開発マーケティング50のステップ 石川憲昭著 日刊工業新聞社 2008年

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