Tweet
- 臼井 優樹
- 株式会社ユザック 専務取締役 サポート事業部門長
- パーソナルコーチ
１）冷凍庫を整理して欲しければアイスを買って帰ろう！
こんにちは。パーソナルコーチの臼井優樹です。
パートナーへの片付けの依頼、スマートにしていますか？
「ちらかってるなぁ。片付けとけよ」
「なにここ！片付けておいてね！」
なんて言葉が飛び交う家庭のシーンが目に浮かびます。
なぜなら、お恥ずかしながら我が家も以前はそうだったから・・。
自分が片付けていい領域であれば、気づいたほうが片付けるとい
うことも選択肢の一つです。
しかしながら、夫の聖域、妻の聖域の場合は、なかなかそうもいき
ません。ちょっとした配慮は必要ですね。
冷凍庫ギュウギュウ事件
ある日、氷が欲しくて冷凍庫を開けると、ギッチリギュウギュウの
これ以上は入らない！という状態を目にしました。
冷凍庫が話せるなら「おなか一杯です！もうだめだぁ」と言いたい
ところでしょう。
こんなときに、
「冷凍庫入れすぎじゃない？なんとかしたら？」
と言うのはちょっといただけません。
パートナーはカチンとくるでしょう。
「なに？それじゃ、中身捨てればいいの？」
なんて反撃があるかもしれません。
私の妻はそんなタイプではないので、あからさまな反撃はせずに、
内心「はいはいわかりましたよ」と思いながら、ちょっと先延ばしする
というささやかな抵抗を見せるでしょう。
そこで、一計を案じることに。
気づいてもらって、気持ちよく行動してもらおう
その日の午後、私は子供とスーパーに行きました。お目当ては、
ファミリーパックのアイスクリーム。大き目の２リットルパックです。
子供たちは大喜び。食べ放題です。（とはいかないか・・。）
で、ひとしきりおいしくいただくと、５人家族で食べても食べきれず
にあまることに・・。
「あ、冷凍庫一杯なんだよね。片付けないと・・」と妻。
その日の夕食には、冷凍庫の中身が登場することになるわけで
すが、冷凍庫は整理されてスッキリ。アイスクリームの箱もきちん
と入っています。
その後は、アイスクリームがなくても、ギチギチのギュウギュウ
という冷凍庫はお目にかかっていません。
『ある程度空けとかないと、何か買ってきたときに入らないから。』
と思ってくれているのかもしれません。
また、ちょくちょくかって帰るつもりです。
今日のポイント
「直接的に頼まなくても同じ効果が得られることもある！」
夫婦なんだから何でもストレートに言うべき！というご意見もあり
ますが、たまにはこんな粋な配慮もいいのではないでしょうか？
直接指摘しなくても、相手に気づいてもらって行動をうながす配慮
ができれば、より気持ちのいい夫婦関係が維持できそうです。
みなさんは、片付けなどのときどんな依頼をしていますか？
今、気になっていることは何ですか？
そして、それをどう気づいてもらいましょうか？
配慮のある素敵な夫婦関係が維持できますように！
わからず屋さんの取扱説明書 臼井優樹 著
おかげさまで、本が出版されました。
身近な「わからず屋さん」に悩む方へのヒントが満載です！
理解不能な「わからず屋さん」ですが、コミュニケーションのツボを
抑えれば、彼(彼女)とのお付き合いはずっと楽になります。
もしかしたら、あなたの優れたパートナーになるかも知れません！
少しでもみなさんの「人間関係の改善」のヒントになればうれしいです！
著者：臼井優樹
出版社：毎日コミュニケーションズ
価格：￥819（税込）
お求めはこちらからどうぞ！⇒『わからず屋さんの取扱説明書』
