- 植森 宏昌
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
-
0120-961-110
対象:お金と資産の運用
内容を見ますと一般会計の総額は90兆円を超え、概算要求段階では過去最大となる見通しです。2010年度は景気低迷の影響で、税収が1985年度以来、25年ぶりに40兆円を割り込みそうですし、このままでは赤字国債の発行額が税収を50兆円近く上回る見通しですし、ある意味、破綻へとまっしぐらです。
特に今回はマニフェストに盛り込んだ、高校授業料の実質無償化や農家の戸別所得補償などの新規政策の予算が膨らんでしまいました。
これに対して首相は記者団に対し、「マニフェストの実現よりも、国債をこれ以上発行してはいけないという国民の意思が伝えられた場合」とした上でマニフェストで示した政策の一部を行わない可能性があるとの考えを示しました。国民がこれ以上、国債を発行してはいけないという意思が伝えられたら。。。との事ですが自分達で好き放題してどうやって意思を伝えるんですかね?
個人的見解ですが、子供手当も少子化対策としては良いと思いますが、対象世帯に現金をばら撒き、本当に子供の為に使われるのかは疑問です。実際、子供の給食費を払わない親や給食費より自分の携帯代の方が大切という親も多数います。中には平然と新車を買うと言っている親も見かけます。そんな親にまで大切な血税を払う必要が有るのか私は疑問ですし、子供の居ない家庭からすれば公平性に欠けます。それなら、義務教育や幼稚園、保育園の無料化等、直接、現金で支払わず本当に子供の為に使う所に直接充当される様にすべきです。他にも色々な方法はあるかと思いますしね。
高速道路の無料化も然りです。国民全てが使う訳でも無い一部の交通機関だけを無料化するのもおかしな話です。それなら新幹線や飛行機、通勤電車代を無料にして公平性を保って欲しいです。結局のところ高速道路代を無料にしても人件費や道路の整備代等は税金で補てんします。本来、使う人が補填するのが正しい公平性ではないでしょうか?
永年の自民党のツケと言いますが、民主党も同じです。元自民党の議員が山ほど居ます。人の責任にするのでは無く、国政を預かる責任ある国会議員として目先の人気取りや誤魔化しでは無く長期的視野に立った政策を実施して欲しいと切に願います。
それが実施されない限り株価は、今後、益々、暴落を続けるでしょうし、世界経済からも見放されます。本当の意味でも経済的に強い日本を作らない限り、資源も無く食料自給率も悪い国が、この先、何十年も生き残れるはずがありません。国民も含め現実に早く気付いて欲しいものです。
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
お客様との信頼関係を大切に!一生涯の安心と満足をご提供
将来のリスク対策やライフプランの実現に向けて、保険・投資・資産運用に関する知識や解決策をご提供すると共に、お客様に最適な商品をトータルにプランニング。お客様との信頼・信用を大切に、利害や損得を超えた末永いお付き合いをモットーとしております。
0120-961-110
「投資」のコラム
住信SBIネット銀行を装おった不審なSMS(2020/02/13 20:02)
確定拠出年金(日本版401K)の利用(2016/05/01 15:05)
証券会社が倒産した場合、預けている株式やお金はどうなるの?(2014/09/07 16:09)
「ロクサン業者」って何?(2014/05/11 14:05)
NISAって良いとこばかりが報道されすぎてますよね?(2014/01/18 12:01)