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「51歳の左遷」からすべては始まった

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雑感 書評
今日は、サッカーファンならずともビジネス書として読んで頂きたい
本を紹介したいと思います。

「51歳の左遷」からすべては始まった 〜大逆転のリーダーシップ論〜
川淵三郎著 PHP新書2009年7月

早稲田大学在学中から日本代表として活躍し、古川電工(現ジェフ千葉)や
日本代表の監督を歴任、Jリーグの初代チェアマンとしてJリーグの成功を
支えた川淵氏の人生論は、読んでいて面白い。

日本代表監督を降りて以来、サッカーを離れて古川電工の管理職として
華々しい活躍をしていた川淵氏であるが、51歳のとき、当時の支店長から
子会社への出向を電話で告げられたことで、足を洗ったはずのサッカー人生に
舞い戻ることになったという。
子会社への出向も、取締役としての出向であったから、左遷という言葉が
しっくりくるわけではないが、本社への栄転を目指していた川淵氏にとっては
左遷以外の何者でもなく、相当のショックだったようだ。
しかし、川淵氏の場合は、左遷命令をきっかけに第2の人生をサッカーに
捧げて、成功したといえるようだ。

本書で特筆すべきは、川淵氏のリーダーとしての姿勢が垣間見える
「7 良き独裁者」(52ページ以下)、「8 理念を持つ」(58ページ以下)、
「9 嫌われ役でいい」(64ページ以下)の3節であろう。
目標達成のためには意思決定のスピードアップが重要で、助言を聞きつつ
トップダウンで意思決定を行っていけば、当然に万人に好かれることは無い。

また、理念を持つことの重要性を強く意識していたことが、Jリーグバブルが
弾けた後の横浜フリューゲルスの消滅時の対応にも現れていた。
川淵氏の心の支えとなった言葉に、「そんなに儲けた、儲けたとえらく
喜んでいるけど、その利益は、世の中のためになったのか?」という
富士通中興の祖と言われた岡田完二郎氏の言葉だという。(59ページ)

「理念を無視したら、本当のリーダーにはなれない」
その通りだと思う。
理念では飯を食えないが、理念が無ければ苦しいときにやっていけないのだ。

また、「JFA2005年宣言」で、「夢があるから強くなる」と宣言し、
2050年にW杯で優勝すると宣言したと言う。(188ページ以下)

夢を捨ててしまった大人が多い我が国ではなかなか受け入れられにくい
かもしれないが、夢がなければ成長は止まってしまう。
いつまでも夢追い人である私が言えた義理は無いかもしれないが、
ベンチャーというものはそういうものではないだろうか。
だからこそ、ベンチャーの人たちは、こんな閉塞感のある景気低迷の時期でも
エネルギッシュな活動ができるのではないだろうか。

大人よ、もう一度、夢を持とうではないか。
ばかげた夢かもしれないが、死ぬまで夢を見続けようではないか。

私の夢は山本守之先生。(言っちゃった・・・)
20年後、30年後にはああいう存在になっていたいと思う。
実務研究者としてスタートが遅かったが、夢は諦めたら潰える。
しかし、高いハードルだ・・・

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