通行量と売上げの相関の事実1 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

林原 安徳
有限会社 ソルブ 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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通行量と売上げの相関の事実1

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通行量を気にしすぎると失敗する
通行量と売上げとの相関について話を戻しましょう。

まず、この二つの間の相関はどのくらいあるのか。

データ数がじゅうぶん、つまり最低30以上ある場合、相関係数が「0.4」〜「0.6」と算出される場合があります。
とりわけ、ファストフードのように「衝動来店が多い(目的来店が比較的少ない)」業種業態ならば、そうした高い数字になることが多いのです。

筆者はここで「場合」とか「多い」など、持って回った言い方をしているのは、ファストフード以外の多くの業種業態では、このように高い相関係数が出てくることが少ないからです。
通行量と売上げとの相関で「0.3」が出たら高いほうです。

では、仮に「0.4」という相関係数が得られたとしましょう。
それは、どんなイメージの相関でしょうか。
冒頭の図1から図3をご覧ください(クリックすると大きくなります)。

左から順に、相関係数が「0.9」「0.6」「0.4」の場合での、対応する2つのデータを縦軸と横軸の交点で示したグラフイメージです(実際の値ではありません)。

これらのグラフを見て、みなさんはどう思いますか。

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