まず、この二つの間の相関はどのくらいあるのか。
データ数がじゅうぶん、つまり最低30以上ある場合、相関係数が「0.4」〜「0.6」と算出される場合があります。
とりわけ、ファストフードのように「衝動来店が多い(目的来店が比較的少ない)」業種業態ならば、そうした高い数字になることが多いのです。
筆者はここで「場合」とか「多い」など、持って回った言い方をしているのは、ファストフード以外の多くの業種業態では、このように高い相関係数が出てくることが少ないからです。
通行量と売上げとの相関で「0.3」が出たら高いほうです。
では、仮に「0.4」という相関係数が得られたとしましょう。
それは、どんなイメージの相関でしょうか。
冒頭の図1から図3をご覧ください(クリックすると大きくなります)。
左から順に、相関係数が「0.9」「0.6」「0.4」の場合での、対応する2つのデータを縦軸と横軸の交点で示したグラフイメージです(実際の値ではありません)。
これらのグラフを見て、みなさんはどう思いますか。
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