- 藤崎 葉子
- 株式会社サクセスボード キャリアカウンセラー
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
『転職について』のアンケート
結果が興味深かったのでご紹介します。
詳細はコチラ
※調査対象は日経キャリアネット登録会員2,094人
■経済環境が転職に「不利に働いている」人は71%
昨年秋からの不況の影響が色濃く出始めたこの春、
実際に夏野ボーナスが心配という人も多いのでは・・
アンケート結果でも、不利になっているという回答が
70%を超えていて、特に年齢が高くなるほど多くなってます。
転職を考えている人もこう少し様子を見たほうが良いかもしれませんね。
■転職したい理由「会社の行き先が厳しい、不安」40%以上
なぜ転職を考えているか?という問いに対しては、
やはり景気の影響で会社の業績を不安に感じている人が
多いようですね。
ご自身の会社の属する業界、業種の特徴を調べる良い
チャンスだと思いますので、ビジネスモデルや収益性、
将来性など多角的に調べて、本当に転職したほうがよいのか
考えたほうがよいと思います。
また、20代では、転職理由のトップは「年収をあげたい」とのこと。
まだまだ、年功序列の色濃い人事制度を持っている会社は多いので、
なかなか上がらない年収にイライラ・・というところでしょうか。
■「今すぐ転職したい」人、最多!
40代では、「今すぐ転職したい」「1ヶ月以内に転職したい」を
あわせるとなんと54%にものぼるそうです!
40代というとバブル期入社世代。
20〜30代に高いボーナスや、先輩達のもらっていた
給料の高さを知っているだけに、自分達がその世代に
なってそれほど年収が高くない状況におかれていることは
確かでしょう。ちょっと”青い鳥症候群かもしれませんね。
20代では、「1年以内」に転職を希望の層が23%と最多だそうです。
それにしても、転職したい人の多さには驚きます。
こちらの調査を行ったサイトが転職情報サービスなので
当たり前なのかもしれませんが・・
40歳、いや、35歳を超えてくると、
転職しようにも、行った先の会社でも
組織構造上、ポストがなくなってくる世代です。
20〜30代前半までの担当者・プレイヤーとしての
転職とは組織に組み込まれる意味が異なってきますので
35歳以上の皆さんは是非転職は慎重に!