それは「通行量は売上げとよく相関している」というものでした。
ここからは、話しがやや専門的になりますが、なるべくわかりやすく書きますので我慢して読んでください。
通行量の話しをする以上避けては通れないことですので。
相関とは、統計で使われる専門用語です。
やさしく言うと、「通行量が少ない店は、売上げが低い店が多く、通行量が多い店は、売上げが高い店が多い」ということです。
通行量をきちんと計測すると、冒頭のチェーン店の担当者の言うとおりになることがあります。
少なくとも、私が在籍していた日本マクドナルドの店舗ではそういうことがありました。
こうやって書くと、「やっぱり通行量で売上げは決まってしまう」と早合点する方もいるかもしれません。
実は筆者は、「通行量は売上予測に役立たない」と言ったことはあっても、「通行量は売上げと無関係だ」と言ったことはありません。
なにか、こういう表現は言い訳めいていて気が引けるのですが、本当にそうなのです。
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