【おおきな木:モデル住宅を建てませんか?】 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

須永豪・サバイバルデザイン 
長野県
建築家

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対象:住宅設計・構造

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【おおきな木:モデル住宅を建てませんか?】

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建築的
ある程度どんな敷地にも建てられて、ある程度どんな家族にも暮らせて、ある程度自由なカスタマイズが住み手の好みでできて、建築家らしい住空間もちゃんとあって、それでいてコンパクトな間取りで、自分達が死ぬまで60年くらいは暮らせる頑丈さで、とりあえずの工事費が安く抑えられて、設計料も安く済ませられて、環境に少しは貢献できるくらいの棟数がこなせる、規格モノの住宅。・・・そういうのも作りたいと、前々から思っていました。
 いつものオーダーメード路線とは異なり、規格化して数をつくることを視野に入れたネイキッドなもの。「デザイナーズ建売り」とはちょっと違うのですが、まぁ似た面もあります。建築を始めて十数年、技術屋として蓄えてきたことと、作家として伐り開いてきたことがあり、それをまとめたモデル的な住宅、これを『おおきな木』と名付けることにしました。
 そこでどうでしょう、『おおきな木』を建てませんか?

 『おおきな木』は杉シェルターと同じ、軸組木版造で作ります。軸組木版造は現在2作目の設計がほぼ終わり、この工法の活かし方が色々と見えてきました。『おおきな木』では軸組木版造の特性を引き出していきます。
 『おおきな木』にはもう1つ大事な思惑があります。以前書きました災害後の復興住宅として住宅再建に最適な「土地さえあれば700万円から家が建つよ」という住宅モデルを一刻も早く用意しておきたいという思いです。ですので、自分の家と似たようなモノがいくつも建つこともあり得るわけで、そういうことをイヤと思わず、むしろ第1号になるのを誇りと感じてくださるかたが建主さんになってくださったら、これほど嬉しいことはありません。
 復興支援の際、無償で図面を提供するか多少の対価をとるかは、現時点では思案中です。私の気持ちは"無償で提供"ですが、社会への影響や発生する責任をよく考え、その時に答えを出そうと思います。(最後はけっきょく気持ちで走りそうですけど。。)

 さて、この『おおきな木』は「スナガというひとの作ってるものは少し気になるけど、"作家"との家づくりは大変そうな気もするナ・・・」というかたへ向けての提案です。カスタマイズでつくるネイキッドなガランドウですから、あとはどうぞあなたのご自由に。スナガの口出しは最低限のアドバイスにとどめます。
 設計側の業務が少なく済む分、設計料も通常よりグッとお安くできる予定です。『おおきな木』ではいくつか数をこなすことでの適正な利益があればいいと思っています。
 空間への強い思い、かなり特殊な土地、様々なこだわり、設計料への理解、作家への敬意、といったことのあるかたは、今まで通りのオーダーメイドのコースでご依頼いただくのが最適です。それはもう、魂を賭けて取り組みます。

 そんな『おおきな木』の概要メモは↓からダウンロードしてください。(走り書きでゴメンナサイ。この企画は業務の合間にやってたので清書もプレゼンにもまだなってないのですが、まずは善は急げ!です。)
 規格化したのは「外壁形状、屋根の形状、階高、窓の位置、トイレ・浴槽・キッチンの位置とサイズ、階段の位置」です。建主さんの好みでカスタマイズできるのは「内外装の仕上材、2階とロフトのプラン、どの窓を透明にし曇りガラスにするか、設備機器のアップグレード、免震地盤改良、床暖房、バルコニー、増築」など。工事額はカスタマイズ次第でだいぶ変わります。それだけ建主側に自由度があるということです。カスタマイズでは工事の進行状況を実物で見ながら「あ、やっぱり2階にもトイレが欲しい」など追加していくことも可能です。
 たとえば単身者なら、ガランドウの空間にベッドと洗濯機をドンと置いただけで生活できちゃうかもしれません。おチビちゃんのいる若い家族ならローンを最小限にして2枚の布団に4人で寝るところからスタートして、DIYで徐々に2階をつくっていくのも楽しく堅実かもしれません。2世帯住宅の必要があれば最初から庭にお爺ちゃんの部屋を増築を、となるかもしれません。もっともっと広くというのでしたら『おおきな木』を2つくっ付けて建てちゃうこともアリ。
 そんな、ネイキッド・コンパクト・ガランドウを基本にした『おおきな木』です。興味が湧いたかたはぜひご連絡ください。まずは第一号をいっしょに作っていきましょう。

http://www.sunaga.org/daily/daily.htm#090426

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(長野県 / 建築家)
須永豪・サバイバルデザイン 

人間らしい「サバイバル」ってなんだろう?

安心して寄り掛かれるおおきな木のような存在感と、ジャングルジムのような自由さと、楽器のような豊かな響きがある空間。そういうものを、木でつくりたい。

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