3月の首都圏マンション契約率70%回復!
こんな調査結果が出ました。
好調か?不調か? この判断の分かれ目は、この契約率70%という線。
3月は78.3%と、何と前月比16.6ポイントも上がりました。
新築一戸建ても変わらず好調で、ホッとしている業者も多いでしょう。
しかし、これは需要が伸びているからなのか? と聞かれれば、必ずしも
そうでないとも言えます。
つまり、在庫調整が急激に進んだ結果と、新規着工が減少した事が影響
していると思われるからです。
例えば、東京の新築一戸建においては、在庫が前年の2/3にまでなり、
新規の着工も相当数減っているの実態です。
結果的に、契約率は上昇していくことになりますが、買主にとっては、
選択する物件の数が少ないという弊害も生まれます。
こういう時期は、変な煽りに乗らずにじっくりと中期戦の構えで、物件選択を
することが大変重要です。