4月の不動産取引額が対前年同月比2.5倍!!
不動産売買が活況を呈しています。未来総合研究所の調査によれば
4月の不動産取引額は、前年同月比2.5倍と膨れ上がり、5月も前年を
上回る見込みのようです。
前年を上回ったのは、11か月ぶりというから、興味深い数字ですね。
では、実需の現場はどうか?
今、多くのお客様が「物件が少ないんでしょう?」と、現在の状況を
ご理解されています。でも、何故物件が少ないのでしょうか・・・
1.多くの分譲業者が倒産した
2.昨年末の売れ行き不振から、事業用地の取得を控えていた
3.金融機関の不動産業者向け融資が出なくなった
4.不況下である為、用地取得に慎重になり従来よりも、安め
安めの仕入れを心がけた
こんな経緯から、現在の流れが起きています。
しかしながら、物件は少ないのは事実ではありますが、同時に仕入れが
安く出来ている為、そもそもの物件価格が、安めに設定されている
という側面もあるのです。
最近、数か月前の値下げイメージを持たれたお客様が、気に入った物件
でありながら、価格の交渉をしようとした結果、他のお客様に物件を取
られるケースも増えて来ています。
もちろん、何でもかんでも言いなりで購入する必要はありませんが、
このような状況を踏まえた上で、信頼できるエージェント(不動産業者)
をぜひお探し頂き、ホントに売れそうな物件なのか、営業トークとして
売れそうだと言っているのか、正しいアドバイスを得ながら、好機を逸
しないようにしてもらいたいと願います。
こんな時代に最も必要なのは、信頼できるパートナーでありエージェント
なのです。