高齢者にとって、コロナ予防ワクチン接種は「かかりつけ医」の有無を振り返る機会にもなったようです。
大規模会場で接種された方達は、早く接種できること以外にも「かかりつけ医」が無かったケースも多いのではないでしょうか?
大学病院などの総合病院ではなく、地域のクリニックなどが「かかりつけ医」として見直されるようになると、地域特性を活かした社会資源との融合がしやすくなると思っています。
私が新たに模索しているのは
☆病院・クリニック内へ新たな相談室の創設
治療・診療室とは別の1室に児童福祉分野、介護福祉分野、建築(住環境)分野等の相談が1か所で出来るような「複合的相談サポート室」の創設。
現代の家庭において育児・介護・独居老人・母子家庭・引きこもり/不登校・生活困窮・外国籍・LGBTなど様々な状況を抱えており、縦割り行政の支援では行き届かない部分が生じています。
身体の治癒だけでなくココロの治癒も目指せる仕組みづくりをしてみたいですね。
大病院では外部事業を取り込む仕組みが未だ無いので、地域のクリニックでご興味のある先生は是非お声掛けください!
介護福祉業界は、アウトソーシングで「地域資源」を上手く活用しているように医療業界も他分野にネットワーク構築する時代がやって来ていると感じます。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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