やっと秋めいてきたのに、暑がりの私はまだ半袖でときどき冷房をつかっています。それでも夏の暑さとは違って気持ちがいいので、久しぶりにベランダに椅子を出して本を読んだりしています。
さて、あなたはオフの時間をどう過ごしていますか。
私たちはオンの時間に適応するために大なり小なりストレスを感じています。ストレスを感じると交感神経が刺激されます。もし大好きな仕事だとしても、興奮状態で交感神経優位になります。
だとすると、オフの時間に意識的に副交感神経を刺激してリラックスしないと、脳が休まるヒマがなくて、少しずつ生産性が落ちて、そのうち燃え尽きてしまいます。
特に、感覚過敏や発達障害特性傾向のある人は、オンの時間に過剰適応して自覚している以上に疲れている可能性があります。
もちろん、オフの時間すべてをリラックスにあてる必要はなく、わずかな時間でもいいので、ボーっとして脳をやすめるように意識されるとバランスがとれて生産性もあがります。
その際大事なのは、安心安全な環境です。
ところで、安心と安全のちがいって何だと思いますか。
安心は主観的なもの、安全は客観的なもの、安心の反対は不安、安全の反対は危険です。安全な環境で気持ちがやすらぐ、安心すると言えばわかりやすいでしょうか。
従って、リラックスするためには自分にとって心地いい環境をととえることが最優先になるでしょう。そのためには、自分がどんな環境にストレスを感じ、どんな環境が心地いいのかを知る必要があります。
音に敏感な人もいれば、光や匂いに敏感な人もいます。私のように温度に敏感な人もいるでしょう。自分の部屋がいい人もいれば、どこかお気に入りの場所がある人もいます。私は自宅も好きですが、近所の公園のベンチ、海の近くも大好きです。
これらは好みの問題なので、誰かの目や世間の基準は関係ありません。(ただ、自宅以外の場所もあるとなおいいですね)
そうして自分にとって心地いい環境を確保したら、できれば2,3分でもいいからボーっとしてみましょう。なんなら一日中でもかまいません。これは普段酷使している脳をやすめるための時間なので、もし罪悪感がでてきたら、せっかくの休息効果を失わないように、その都度手放すようにしましょう。
ボーっとすることに慣れていなくて難しい方には、言葉で誘導してもらえるマインドフルネス瞑想などいかがでしょう。
私が去年から学んでいる機関です。チェックイン瞑想からがおススメです。
もう少し積極的にセルフケアを学びたければ、こちらのサイトがおススメです。
先日、こちらの応用セミナーを受けて感動したので自信をもってご紹介いたします。
自分に合ったセルフケアをみつけて、どうぞ日々自分をいたわってあげてくださいね。
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。