- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
「エネルギーのある食べ物は、食べた後に手足から邪気がでて、疲れが取れる。」
私がこのことに気づいたのは、ネパールに行った時のことです。
さらに、ヒマラヤ山脈のトレッキングを始めて、確信に変わりました。
いつも4泊5日くらいのトレッキングに行くのですが、毎日のトレッキングは6時間から8時間程度です。
朝から歩いて、お昼の頃には、かなり疲労が溜まってきます。
ところが、お昼ご飯を食べると体の疲労が格段に抜けます。
疲労の邪気が、手足からビリビリと電気の流れるような反応を起こしながら出ていきます。
そこで、指を揉んだり、体に気を流すと、再び歩く元気が復活します。
といっても、お昼ご飯は特別なものではありません。
焼きそばや、チャーハンといった、ありふれたメニューです。
時々、ダルバード。
しかし、材料は山の中で作られた元気のある野菜です。
もちろん、無農薬。
ネパール人のガイドさんは、ダルバードというカレーと野菜、スープのプレート料理を毎回食べています。
栄養的に言えば、偏っていると言われるような食事内容です。
でも、私よりも持久力があり、重い荷物も運びます。
山だけでなく、ネパールで食事をすると、本当に疲れが取れます。
ところが、日本に帰って食事をすると、お腹は一杯になりますが、元気になりません。
食べた時に感じる迫力が全く違います。
私の奥さんは管理栄養士で、栄養についてはプロです。
ところが、便秘や肌荒れなど色々な問題がありました。
便秘は、幼稚園の頃からの筋金入りです。
そんな奥さんが、ネパールに行って食事をしたところ、毎日快便で、肌つやがどんどん回復しました。
そして、日本に帰ってくると、肌のつやが無くなってきました。
栄養は確かに大事なんですが、そもそも食べ物のエネルギーがなければ、体を元気にすることができません。
日本人は、栄養をやたらと気にするのですが、半病人が増加しています。
大人で、すごく元気な人を見ることがあまりありません。
農薬などをふんだんに使う野菜の作り方や、栄養だけを考えて合成される食品に、もう少し疑問を持たないと、どんどん体が悪くなってしまいます。
病気になったら、何をしても楽しみが半減します。
気功で、邪気を感じられるようになった受講者は、食べ物の選び方が全く変わることがあります。
今まで、栄養があると思っていたら、邪気まみれで怖くなった。
そんなこともあります。
やはり、自分で危険なものを判別する能力がないと、宣伝に騙されてしまうことが多くなります。
まずは、エネルギーのあるものを選ぶことが健康への第一歩です。
写真は、ネパールの朝食です。
ベーコンは日本では食べられない味とエネルギーでした。
このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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