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閲覧数順 2024年05月05日更新

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梅雨明けしたかわからないけど、暑中お見舞い申し上げます。どうぞ無理をなさらず、夏をお過ごしくださいね。

 

さて、私はかつて心理の勉強をする前、白黒はっきりしていて一貫性があることが正義だととんでもない思い違いをしていました。

 

でも、現実はそんな簡単に割り切れることばかりではなく、あいまいだったり一貫性がなかったりで、そのたびに私はイライラし勝手にストレスをつのらせていました。

 

そんな私が心理を学ぶようになり、白黒思考こそがストレスのもとであると知ってショックを受けたのですが、一方で救いにもなったのが「人は矛盾を抱えて生きるもの」だと知ったことです。

 

それまでは、まっすぐ筋が通っていることが正義であり矛盾は許せないくらいの思いこみがあったのですが、矛盾OKと知って肩に荷が下りたような気がしました。だって、世の中も自分も矛盾だらけだったから。

 

でも、無条件にすべての矛盾を許すわけではありません。大事なのは、ものごとには矛盾することもあると知っていて、まずは自分のなかの矛盾を認めて受け入れること。そうすれば、他人や世の中の矛盾に対しても少し寛容になれて、結果、自分がラクになります。

 

たとえば、友人が成功した話を聞いて、「わあ、すごい!おめでとう!」と思う反面、自分をふがいなく思ったり、ちょっと妬ましく思ったりする自分を認め許すということです。

 

人は真逆の感情をもつこともあります。気持ちと裏腹な言動をとってしまうこともあります。

 

私たちはついそんな自分を断罪してしまいがちですが、人はそんなものだと知っておくだけでちょっと救われませんか。

 

そうやって自分を許せれば、他人の言動にも少し寛容になれ、そんな自分を好きになれるといういい循環がうまれます。

 

「人は矛盾を抱えて生きる」、私の好きなことばのひとつです

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