ハラスメント問題の難しさ - 性格・コミュニケーションの不安 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年09月24日更新

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急に暑くなって、電気代が気になりつつエアコンなしでは過ごせなくなりました
広島でのG7、無事に終わって何よりです

 

さて、ジャニーズ関連のニュースに続き、歌舞伎界でも衝撃事件が起きました。いずれもセクハラ・パワハラ、つまりハラスメント問題です。

 

私はもともとジャニーズに興味がなかったので過去のニュースはあまり気にとめていなかったのですが、さすがに今回の一連の報道には関心をもって見てきました。そして、あまりに闇が深く、どうしたらいいものか考えがまとまらないうちに、歌舞伎界での事件が起き、ますます混乱してしまいました。

 

今回は、現時点での私の混乱を言語化して、読者の方と共有したいと思います。

 

まず、前提として、ハラスメントは強者が加害者となり、弱者が被害者となります。そのため、被害者は加害者が怖くてなかなか被害を公にできません。だから、被害が公になるときには、すでに相当深刻な事態になっていることが多いと思われます。(なかには捏造もあるかもしれませんが、個人的には「火のない所に煙は立たない」と思っています)

 

一方で、加害者に自覚があることはとても少なく、訴えられても素直に認めて反省謝罪することは滅多にありません(表面的に形だけ謝ることはありますが)。自分の非を認める=自己存在否定になると思いこんでいることが多いので、なかなか自分の加害行為を受け入れられず、自己正当化や否認をして必死に自分を守るのです。

 

被害者が加害者を糾弾して改心させたい気持ちはよくわかるのですが、それを強行すると加害者は文字通り自己否定するしかなくなって、今回のような悲劇に発展してしまう可能性がある、じゃあどうしたらいいのだろうと悶々としてしまいました。

 

つまり、まず被害者を救わなければならないけれど、加害者を追いつめすぎてはいけないということ、実は加害者はもと被害者であり自分が弱者だったと認めることは自己崩壊につながる危険があって更生はとても難しいということ、これらのケアをどう両立させればいいのか、非常に悩ましい問題だと思います。

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