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閲覧数順 2024年04月30日更新

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自信をつけるには「わからない」をできるだけ言語化する意識を

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きのうはWBC優勝と東京は桜満開宣言が重なり、天気もよかったので妙にめでたい春らしい日となりましたね。私も近所の公園のベンチでしばしお花見。8分咲きくらいだったかな

 

さて、カウンセリングを受ける方は「自信がない」「自己肯定感が低い」とおっしゃることが多いのですが、共通することとして多いのが「わからない」という表現です。

 

自己肯定感を高めるには、自己理解と自己受容と言われますが、実際に、「自分のことがよくわからない」とおっしゃる方は多い印象があります。

 

自分のことがよくわからない方は、本当にわかっていないようなケースと、なんとなくわかってはいるけれどどう表現していいかわからないというケースがあります。

 

前者の場合は、まず基本的な快・不快を丁寧に感じて探っていく練習が必要ですし、後者の場合は、本を読んだり文章を書いたりして表現力や語彙力を上げていく必要があります。

 

どちらにしても、最終的には「言語化」することで自己理解が深まります。

 

特に、「なんだかよくわからないけど」「わからないからもういいや」で考えを終わらせない意識をもつことが大事で、はっきりわからなくても、なんとなくでもいいから「こういうことかな」「いやちょっと違う、こうかな」など、疑問に思ったことについて少し粘って考えを深めていく練習をしましょう。

 

自信のない方は、なぜかこれを他人に関してはよくやっていて、自分のことに関してはすぐにあきらめてしまう傾向があるように思います。

 

でも、他人のことを「なんでかな」と深く考えてもわかるはずがなく、むしろどんどん被害的な妄想が進んで自分が苦しくなるだけです。

 

もし当てはまると思われた方、そんな消耗するだけの妄想は気づいたらすぐやめて、代わりに自分にむけて考えを深めていきましょう。自分について考えてもぜんぜん苦しくはなりません。但し、答えはすぐにはみつかりません。ずっと考え続けていれば、あるときハッと気づくのです。それが他人について考えることとのいちばんの違いかもしれません。

 

もしかしたら、自信のない方は、自分に向き合うこと=自分を責める、自分を罰する、苦しくなることだと勘違いしているのかもしれませんが、自分に向き合うことは、より深く自分を知ることで、こんなに興味深く楽しい(?)ことはありません。

 

だからどうぞ安心して、自分を掘り下げていくようにしてみてください。やり方がわからないなら、ここであきらめずに探してみましょう。すぐに答えがでなくてもあきらめないで。きっと世界が変わります

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