- 野村佳代
- 出版/広告プロデュース〜企画・ライティングからデザイン・印刷まで 株式会社アスラン編集スタジオ 代表取締役
- ライター
ビジネスでのハガキによるお礼状(2)
本文ではエピソードを書く
お礼状の定型パターンは、以下の通りです。
├────────┤
│ 挨 拶 │
├────────┤
↓↓
├────────┤
│ 本 文 │
├────────┤
↓↓
├────────┤
│ 締 め │
├────────┤
「挨拶」と「締め」はいいとして、みなさんが悩まれるのは「本文」だと思います。
本文の基本は「エピソードを書く」ことです。
たとえば面会のお礼であれば、面会中、話題になったことで自分が嬉しかったこと、感動したことを書きます。
自分と相手だけが知っているエピソードですから、親密感が増すわけです。
また、お客様や取引先から何かプレゼントをいただくこともあるでしょう。
たとえばそれが「会社のみんなで分けて食べられるお菓子」だとしたら、そのお菓子を食べた様子、会社のみんなが喜んだ様子、また自分の感想などを書くことで、相手に「プレゼントをあげてよかったな」と思ってもらえます。
画像としてアップしている例文を見ていただけるとわかるのですが、言葉は非常にシンプルなものです。
奇をてらわず、素直な気持ちを書くことで、相手に感謝が伝えられます。
次回は、ハガキでのお礼状を「ちょっと楽しくするポイント」を紹介します。