古い住宅に大きな吹抜けのあるリビングを作っています

けんちくの現場にて 2009-04-07 00:00

埼玉県所沢市の住宅の現場では古い木造住宅に新たなリビングを新設し、2階とつながる大きな吹き抜けを配置しました。築年数こそ古いものの、丁寧に造られたこの建物は構造や雨仕舞いもしっかりしていて、耐震補強工事なども非常に安価に出来ました。新設された吹き抜けには新たに階段が設置されます。この階段はクライアントが一番こだわっていた部分のひとつです。デザインイメージを写真やスケッチで伝えられ、それをいかに実現するのかでがんばっています。
住宅を持つひとつの形として、中古住宅を自分流にアレンジするという方法は、新築に比べるとコストも時間も抑えられ非常に有効であると考えます。その際には既存建築の構造がどの程度信頼に値するものなのかを判断することが非常に重要になります。素人目にはなかなか判断できないことですが、購入前には構造の専門家による簡易診断くらいは受けるほうが良いでしょう。

ますいいリビングカンパニー
http://www.masuii.co.jp/

<< モザイクタイルの洗面台 2階に在来工法を作る場合には >>