- Noriko
- YURUKUウォーク 代表取締役
- 大阪府
- 姿勢・歩き方コンサルタント
YURUKU®︎代表Norikoです。
膝を意識的にピンピン伸ばして立ってはいけないパターンについてお話しします。
骨と骨が連結する部分である関節には3つ種類があります。
1️⃣頭蓋骨の縫合など動かないとされている不動関節
2️⃣恥骨結合や肋軟骨と肋骨の関節など靭帯や軟骨で強く結合している半関節
3️⃣股関節や膝関節、足関節など運動性が高い可動関節
脚の歪みの原因は3️⃣の可動関節でねじれが生じていることです。
股関節(脚の付け根の関節)球関節と言って、構造上大きく動かせる関節です。肩関節も同じ球関節です。
屈曲・伸展(股関節の曲げ伸ばし)内転・外転(足を閉じる開く)内旋・外旋(太ももを内にひねる外にひねる)といった動きができます。
膝関節(膝の関節)蝶番関節と言って、構造上単純ですが大きく動かせる関節です。
屈曲・伸展(膝の曲げ伸ばし)内旋・外旋(膝下を内にひねる外にひねる)
といった動きができます。
足関節(足首の関節)距腿関節と距骨下関節の2箇所の関節があり距腿関節は蝶番関節で、距骨下関節は顆状関節です。
◎距腿関節背屈・底屈(足首の曲げ伸ばし)
◎距骨下関節回内・回外(足裏を外に向ける内に向ける)内転・外転(母趾方向に回す小趾方向に回す)
足関節は、上記の動きが組み合わさって以下の動きを行ないます。
内反(内返し)底屈・回外・内転のセット
外反(外返し)背屈・回内・外転のセット
関節はまだまだありますよ!
色んな動きができる凄い機能を持つ体だからこそ上手に使っていないと歪んでしまうのです。
脚に不調があったりO脚・X脚、太ももが太く前に張っている大転子が張り出している、ふくらはぎが太いなど形が悪くて悩まれている方は
ねじれがあり本来の位置で動かせていないと思ってください。
また、ねじれがあると足に力が入りにくいため年齢が上がるにつれ床から立ち上がることがしヅラくなります。
ねじれているのに膝をピンと伸ばす意識をして立っているとねじれは酷くなっていくのです
最初にアップした画像の生徒さんはかなり酷いO脚でした。膝関節を後ろに押し込むように力んで立たれていました。(ビフォー)
それを止めない限り、美脚作りはできないため脚のセルフ調整後膝を力ませるのを止めて立って頂いたのがアフターです。
アフターの立ち方をした時生徒さんは、こうおっしゃいました。
「先生、私 いま膝 曲がってますよね!?」
今まで膝をピンと力ませていることが
当たり前だった方にとっては力ませるのをやめると膝が曲がって感じるのです。
ですが、ここで勘違いが生じます。
膝を曲げておけばいいんだ‥と。
これは違います!
膝が曲がって感じるだけであって膝を曲げておくのが良いわけではありません。
また、脚のねじれが解消してくると今度は膝を伸ばす練習をして頂いています。伸ばし方はとても大事なのです。
ねじれが解消してくると
膝をピンと伸ばしたとしても危険な状態にはならず
良い膝の伸ばし方ができるようになると膝の曲げ伸ばしそのもが美脚セルフケアになるんですよ^ ^
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もう、そろそろみんな気づきましょう。
何をやっても太ももだけは痩せなかった。それは姿勢と歩き方が原因だと気づいた私ノリコの過去のお話はこちら
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このコラムの執筆専門家
- Noriko
- (大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント)
- YURUKUウォーク 代表取締役
人生100年時代の歩き方を提唱する専門家
不調や体型悪化の原因となる"ねじれ"と"感覚のズレ"の修正で、根本的な改善を目指す、ツラいトレーニングゼロのメソッドYURUKUを考案。これまで3万人以上を指導。足作りへのこだわりが高じ、足用矯正具で特許を取得し、姿勢・歩き方矯正商品の開発も行う。