- Noriko
- YURUKUウォーク 代表取締役
- 大阪府
- 姿勢・歩き方コンサルタント
対象:イメージコンサルティング
YURUKUウォーク考案者Norikoです。
YURUKU®︎流マインドフルネスゆるくボディスキャン瞑想講座2期クラスがスタートし昨日、3回目のレッスンが終わりました。
この日に行なったことは動かない瞑想。
ご参加者の中の海外在住の方Tさんが今回の練習中に多くの気づきがありシェアしてくださいました。
その一つは動いていないのに痛みを感じたとのこと。
最初から最後まで同じ体勢でじっとしていたのにある瞬間だけ痛みを感じたというのです。
それはなぜかというとその瞬間に痛みが出たことがある記憶を思い出したからというのです。
これはどういうことかというと痛みはイメージするだけで再現してしまうということ!
現実ではないのに脳が作り出してしまうということです!
そして、こんなこともおっしゃっていました。
子供の頃から何でもキチンとやらないと気が済まない性格。
瞑想中に幼稚園での出来事を思い出した。
折り紙を先生に教えてもらってみんなで折っていた。
四角い折り紙を半分に折って三角にする時ズレていることが許せなくて時間をかけて黙々と折っていて気づいたら
みんなはもっと折り進んでいてどうやったらいいのかわからなくてパニックになった。
いやだ!こわい!
そんな経験をされたというのです。
Tさんは60代の方。50年以上も前の記憶を思い出されたのです。
Tさんが手放したかったことはそこにありました。
瞑想講座では姿勢作りはしません。
でも、講座の初日のTさんは練習中に「肘窩(ちゅうか)が前になっているか気になって仕方がない」
肘窩(ちゅうか)※が前というのは
YURUKU®︎の姿勢作りでよく言っていることです。※肘の反対側のくぼみのこと
その他「姿勢、ちゃんとしないとダメですよね?」「何か、背中が痛くなっちゃいました」と、おっしゃっていました。
そんなTさんが3回のレッスンを終えてどうなられたかというと
生活の中で「まっいっか!」と思えることが増えたそうです。
姿勢のことも、「今楽だったらいいと思えるようになったらもう背中が痛くなくなりました‼️」と。
そして!
このお話はこれで終わりではないです。
講座の最後にTさんは同期のKさんにお声をかけられました。
そのKさんですが現在、ご主人のご両親の介護をされています。
そんな大変な状況の中でなぜこの講座に参加されたのかというと気持ちの安定を求められたからです。
でも、昨日もそうだったのですがKさんは、練習中であってもご家族からヘルプのお声がかかると退座しお世話しに行かなくてはなりません。
その度にKさんは「すみません。」と謝っておられ練習中も心ここに在らずといった表情をされることもしばしばありました。
そんなKさんにTさんはお声をかけられたのです。
心の深いところにある本当の自分に出会ったTさんに自然と湧き上がってきた言葉たちです。
その言葉はTさんの声と表情、Tさんのエネルギー、その場にいた人たちのエネルギーすべて必要なのでこちらに文字で書くことは控えます。
Kさんは、その言葉で抑え込んでいた辛い気持ちが吹き飛んだそうです。
Kさんの硬い表情が解けていくのが画面越しに見て取れました。
Kさんは、講座のあと公式LINE @にメッセージを下さいました。
先生、今日はボディスキャン瞑想講座を受講させて頂き、ありがとうございました。
講座中も申し上げた通り現在、主人の両親の介護をしながら仕事もし、家事、介護、仕事とキャバオーバーな毎日を送っています。
こんな忙しい時だからこそ気持ちの安定を求めて今回、受講させて頂きました。
しかし今回の講座中は姑から呼ばれて退座してしまう場面もあり正直、集中できませんでした。
参加メンバーの方々が素晴らしい気付きを得てステキな感想をシェアしておられるのを羨ましく聞いていました。
残念な気持ちのまま講座が終わってしまうなぁと思っていた時思いがけず参加メンバーの(Tさん)からエールを頂き感謝と同時に驚きました❗️
恥ずかしながら参加中介護の辛い思いが溢れて抑えるため必死で我慢していた時間もあったのです。
まるで、その私の考えを感じ取られたかの様に思いました。
さんの言葉に続きのりこ先生、きよこ先生からもお言葉を頂き
講座の感想だけでなく介護の思いもシェアして頂いたこと本当に嬉しく今までの辛い思いが吹き飛ぶ様でした。
これも、瞑想による現象なのでしょうか。
深い所で人間は皆 繋がっていると感じられた今日の思いを大切にし
今日から気持ちを新たに頑張りたいと思いました❗️
参加して、本当に良かったです
これは、マインドフルネスを必要と感じている方々の中でのミラクルだと思っています。
私も期間は短かったですが介護した経験があります。
介護中の辛さは外では話しづらいものです。
同情されるのも
激励されるのもイヤなんです。
だから、辛い思いを吐き出せずに溜め込んでしまうんです。
昨日のTさんの言葉は同情でも激励でも無かった。場の雰囲気だってそう。
暗くなりがちなお話なのにとっても温かい気持ちになる不思議。
こうした心持ち、そして人との関わりを大切にしたいと私は心から思いました。
安心立命(禅語)心を安らかにし、天命に身を任せいかなるときも動じない
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このコラムの執筆専門家
- Noriko
- (大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント)
- YURUKUウォーク 代表取締役
人生100年時代の歩き方を提唱する専門家
不調や体型悪化の原因となる"ねじれ"と"感覚のズレ"の修正で、根本的な改善を目指す、ツラいトレーニングゼロのメソッドYURUKUを考案。これまで3万人以上を指導。足作りへのこだわりが高じ、足用矯正具で特許を取得し、姿勢・歩き方矯正商品の開発も行う。