- 水内 終一也
- 合資会社アクタリスト
- 経営コンサルタント
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
ダイレクトメールの作り方10 開封率を向上させる工夫2
例えば「形を変える」という工夫は良く使われる手法です。
大手企業の新卒採用を支援する会社は、この手を良くクライアントに提案します。
ハガキの場合も有効です。官製ハガキや、それと同等の大きさのハガキよりも、形が変わっていたり、やたら大きかったりする定形外のハガキだと、受け取った人は、それだけで興味を持ちます。
封筒の場合、やはり定形外の封筒を使うことになります。
ただし、この方法は、定形外なために、非常にコストがかかります。
大手企業の新卒採用を支援する会社は、この手を良くクライアントに提案するのは、1つには、優秀な人材を採用したい大手企業の予算が大きいから。
そして、多少コストがかかっても、対象となる大学や学部の就職活動生に大企業は優位にアプローチして、優秀な人材を他社に取られたくないというクライアントの気持ちが分っているからです。
普通に商品・サービスを案内したり、販売する場合、かなり高額か、顧客生涯売上が高い商品・サービスには有効な方法です。
かなり高額か、顧客生涯売上が高い商品・サービスの場合、ダイレクトメールを送付する先も限られてきますし、商品・サービスを購入するかもしれない見込顧客の品位、嗜好性等のレベルも高いので、普通のダイレクトメールでは見向きもされないでしょう。
コストをかけてでもダイレクトメールを送る場合に、「形を変える」という工夫が使えます。
「形を変える」という工夫に近いものとして、やたら豪華な封筒を使うとか、ダイレクトメールには使わないような色の封筒を使うという手もあります。
私が以前、実際に試したのですが、女性が私信に使うような色の封筒に、宛先を手書きして、封筒がパンパンになるほど入れたダイレクトメールを送ったことがあります。
その時は営業統括の責任者が女性だったので、差出人の名前も会社名だけでなく、担当者としてその女性の名前を書いてもらいました。
封筒の色、手書きの文字、そして差出人、全てが「女性からの手紙」を演出したものでした。
後追いで電話かけをさせたら、開封して、中身の資料を読んだ人が25%以上でした。
ちなみに、送った中身はホームページ制作の案内です。
200通くらいを近所の企業に送って、5件以上のアポが取れました。
■マーケティング・コンサルタント 水内終一也
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