緊急事態宣言が5月末までに延長されました。特に、東京は検査数をはじめ発表されている数字に信ぴょう性がなく、先が見えません。(個人的には大阪のリーダーシップが羨ましい)
さて、こうした非常時、いわゆるピンチのとき、よく「ピンチはチャンス」と言いますよね。
同じような言葉で私が好きなのは、ピンチのときを「チャレンジタイム」だと意識することです。
たとえば、私は独身一人暮らしフリーランスの3重苦なのですが、独身の友人はいても安定企業勤務ばかりでフリーランスの経済的不安はなかなかわかってもらえません。
今回つくづく感じたのは、外出自粛で家に余裕で引きこもれるのは経済的安定が確保されているからこそで、経済的に不安があると呑気にゆったり過ごすのは難しいということです。
私はサービス業のフリーランスの例にもれず、4月以降仕事に大打撃を受けていますが、幸いすぐに立ち行かなくなるほど差し迫ってはいません。それでも、この状態が続いたらと思うと空いた時間を楽しむ心の余裕はなかなかもてないでいます。
でも、この状況を変えることはできません。変えられるのは自分の受けとめ方と自分の行動。
そこで、これを機に思い切って自己投資をして、苦手なオンラインの勉強を始めました。まさに「チャレンジタイム」です。
実は、コロナ騒ぎの直前、私はようやく自分の好きな仕事を好きなペースでできるようになったとかなり満足し幸せを感じていました。それがつかの間、憎っくき新型コロナによってようやく完成した(?)環境が無残に打ち砕かれ、突然苦手なオンライン化を強制されてしまったのでした。
私はITに関しては最低限のかかわりでこのまま逃げ切れるのではないかと企んでいたのですが、こうなると好きな仕事をライフワークとして続けるには苦手に向き合わざるを得ません。
苦手に向き合うので、まさにチャレンジタイム。今まで嫌なことはできるだけ避けてきたので、本当に苦痛です。やりたくないのにやらなければならないことって本当にストレスですよね。
(好きな心理の勉強ならまったく苦にならないのに・・)
でも、ここを頑張れば好きな仕事が続けられると自分に言い聞かせ、なんとか踏ん張っています。それにしても嫌なことってホントに進まないですね。すぐ飽きちゃう。すでにハードルは下げまくってますが、それでもすごいストレス。(自分を動画に撮ってアップするなんて拷問です)
てわけで、経済的不安がない方は、今の状況を自分なりに工夫してのんびりするなり楽しむなり快適に過ごすことを追求されたらいいと思うし、経済的不安のある方は、嘆いていても仕方ないので今できることを何かチャレンジされたらいいと思います。何かの申請のために書類を準備したりすることも立派なチャレンジです。(私も動画を撮ったらやります)
私はオンライン化の勉強を始めたおかげで、企業にオンラインセミナーの提案ができ、すでに実施できました。初めてだったので準備も当日も大変でしたが、チャレンジの成果だと思うと、ちょっと自信になります。
私にとって2020年は思いがけずITチャレンジの年になりました。みなさまも何かしらこの時期チャレンジされてみてはいかがでしょうか。
*現在、対面カウンセリングはオンラインに切り替えていますが、家に家族がいてオンラインも難しいというお話をお聴きし(想像力不足で反省してます)、メールカウンセリングを復活しました。よろしければご利用ください。https://www.mental-room.com/counseling
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。