大きな変化があったときの3・3・3 - 性格・コミュニケーションの不安 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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大きな変化があったときの3・3・3

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  1. 心と体・医療健康
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先日、全国に緊急事態宣言が出ましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

ところで、今回のような大きな変化が起きたとき、新しい環境に適応するのは結構大変なことです。

 

私はよく、大きな変化が起きてから3日、3週間、3カ月をひとつの目安とすることをお話ししています。

 

たとえば、春は入学、入社、異動、引越など節目の多い時期ですが、これらはいずれも環境が大きく変わりますよね。

 

そんなときは、まず最初の3日間を無事過ごせることが目標。初めは何もかも初めてのことばかりで緊張の連続ですが、多分ピークは3日くらい。ガチガチであっても3日こなせれば第一関門はクリアです。

 

次は3週間。3週間経てば、だいぶ雰囲気にも慣れてきているのでは。身近な人の名前と顔が一致したり、どこに何があるか、生活のリズムなどもだんだん安定してきていることでしょう。

(今年は例外ですが、通常はここでうまく適応できないと5月病になります)

 

そして、3カ月。3か月もすれば、環境の変化に適応できていていい頃です。入社の際の試用期間も3~6カ月が多いと思いますが、それは3か月くらいすればだいぶ落ち着いてきて、その人本来の適性を見極められるということでしょう。

 

で、今回の非常事態ですが、いつからを基準にするかは個人差があるので、あなたが大きな転換期だと思ったときから3日、3週間、3カ月の適応を考えてみましょう。

 

実は、私は3日の適応に失敗しました ぎっくり腰と不眠に陥り、一時的に鬱っぽくなったのです。

 

でも、こうしたしくみがわかっていたので、すぐに立て直しをはかりました。具体的には、ネガティブな情報を入れ過ぎないようにテレビを見る時間を決め、気づかないふりをしていた不安や恐怖を言語化し、自分で自分を優しく励ましました。座ることが増えた椅子に腰にやさしいクッションを敷きました。不眠が続かないように初めて市販薬を買って備えました。

 

こうした工夫と備えのおかげで、結局薬は使うことなく3週間の適応には間に合いそうでホッとしています。このまま3か月なんとか維持できるよう、工夫を続けたいと思います。

 

家でのエクササイズは以前からやっていたのですが、今朝思いついてYouTubeでエアロビクスを検索したらたくさん出てきて懐かしくなって試してみました。約20年ぶりなので、初心者向けでも最後のほうですごくきつくなって、とてもいい運動になり、当分はまりそうです。

 

あとは、Amazon Prime Music。今は探せばいろんなものがあるんですよね。早くコロナが収束することを願いつつ、長引くことも想定して非常事態に慣れる工夫を続けようと思います。

みなさまもどうぞ無理せず少しずつ順応してくださいね。

 

来週末のZoomセミナーは4/25(土)「相手に理解してもらうための伝え方(アサーション)」です。興味のある方、ぜひご参加ください。お待ちしています。

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