トレーナーとしてどう在りたいか？

　最近、セミナーでお話をさせて頂く事も多いのですが

  ここ数年、特に感じるのが「トレーナーとしてどう在りたいか？」が問われる時代になってきているなと

　時代と共に、生活習慣や社会的な環境が変化し、お客様の抱える問題や叶えたい目的の多様化が年々進んでいる様に感じます

  そして、専門家として学ぶ為の方法が増加し、学ぶ範囲が拡大する現代において、「トレーナーとしてどう在りたいか」が問われています

スタジオを開業したのが2012年ですが、その頃と比べても大きな変化を感じます

　ピラティスのみ指導をするピラティスインストラクター

ヨガのみ指導をするヨガインストラクター

ヨガとピラティスを指導するインストラクター

ストレッチ専門のトレーナー

ボディメイク専門のトレーナー

スポーツの現場で働くアスレティックトレーナーなどなど

　多様な技術や知識を身に着けて提供する方もいれば、１つのことを掘り下げて提供する方もいます

働き方は色々あり、皆それぞれ良い訳です

　どういったトレーナーが正解で、どういったトレーナーが不正解ということではなく

自分がトレーナーとしてどう在りたいか？であり、後はそれが市場に評価をされるかどうか

　自分がこう在りたいと想い、活動をしたとしても、それが市場に求められていないのであれば、１つの職業として、その在り方を継続するのは難しいかもしれませんし

実際に「こう在りたい」と思って活動をする中で、様々な気付きや経験によって、「在りたい姿」が変わるかもしれません

　若いトレーナーの方から、「何を学んだら良いですか？」といった質問や、「医療系の国家資格を取った方が良いですか？」といった質問を頂きますが、「何を学ぶか？」というのは、「どう在りたいか？」によって決まるんですよね

　悩んでばかりで行動をしないのは意味がありませんので、一度とことん「どう在りたいか？」を考えて、その在りたい姿を叶える為に行動をしてみて、市場に、社会に問いかけてみる

そうした行動をする中で得られた気付きや想い、経験などを元に、また「在りたい姿」を考えてみる

その繰り返しが、プロとして活動をするのであれば大切なんじゃないかなと

　誰かに決めて貰うものでも、誰かの意見に合わせる必要も無く

自分が在りたい姿を、自分の頭で考える

知識や技術を身に着ける前に、そうしたことが今までより大切な時代になってきてるんじゃないかなと思います

としお

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