己については足るを知り、公については足るを知らず

　おはようございます

相変わず地図を確認しながら、確信を持って反対側に進む習性を持っており、スタッフがいないと止めてくれない為、昨日も道に迷いながら19kmくらいを歩き、22時頃には爆睡し、4時に目が覚めて、貸し切りのフィットネスルームでトレーニングからのデスクワーク

　話は変わりますが、ハプスブルク王朝の歴代当主が、夏の間の離宮として使用していた「シェーンブルン宮殿」という宮殿がウィーンにあり、ここの中を巡っていると、女帝マリアテレジアさんか、皇后シシィさんかどちらか忘れましたが、専用のトイレなども見学出来る様になっています

　歴史に明るい訳ではないけれど、国内も、海外も、出張に行くとお城を巡ったりしますが、いつも感じるのは、昔のお殿様や王様の生活よりも、現在の庶民の生活の方が、よっぽど豪華ということ

　先述のシシィさんやマリアテレジアさん専用のトイレには、ウォシュレットは付いていないし、暖房機器も付いておりません

  その為、間違いなく、便座に腰かけた時には、その冷たさに「ヒヤー」となることでしょう

　オーストリアに来るのに、ビジネスクラスなどという豪華なものは使わず、安定のエコノミークラスな訳ですが、それでも最近の飛行機はトイレにウォシュレットが付いてますからね

　「パンが無いのなら、クッキーを食べればよいのに」と言ったとか、言わなかったとかで有名なマリーアントワネットさんよりも、よっぽど美味しいものを毎食食べている現代の私達ですが、なぜか世の中には不平不満が溢れかえっているんですよね

　おススメの漫画に、1620年頃の三十年戦争を描いた漫画「イサック」がありますが、その中で鍛冶屋のハンスという、おじいさんが亡くなる時に

「まさか人生の最後をこんな柔らかいベッドで迎えられるとは夢にも思いませなんだ」

　という言葉を残していますが、温かく安全、安心な家があって、スマホ1台あれば様々なエンターテインメントを楽しむことができ、昔のお殿様や王様よりも美味しいものを食べて、温かいベッドでぐっすりと眠れるだけで、かなり幸せな毎日なんじゃないかなと感じます

　生活の絶対値が上がっているものの、幸福度は相対値で判断しやすい為、タワーマンションで高層階マウンティングが行われたりするんでしょうね

　個人的には、自分の生活については足るを知り、公については足るを知らずで、社会や環境などを含めた公については、常により良く出来ることが無いかを考え、社会にとっても、地球にとっても、より良い状態で次の世代に回していければ良いんじゃないかな～と考えています

　昨日はザルツブルグの街を歩いていると、トロリーバスの運転手さんがバナナを食べながら運転していましたが、日本だとツイッターをはじめとしたSNSの餌食にされることでしょう

  もちろん、安全管理は必須ですが、もっと自分に優しく、他人に優しい世の中の方が生きやすいですよね

としお

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トップランナーの考えが学べる　Inside Head

「Inside Head in 大阪~トップランナーの頭の中~」

日時：2019年11月24日（日）09:40〜17:30
 

会場：アットビジネスセンターPREMIUM新大阪（新大阪駅徒歩3分）
　　　https://abc-kaigishitsu.com/osaka/shinosaka/

メインスピーカー：

株式会社R-body project 代表取締役　鈴木岳.
　　　　　　　

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会代表理事　岩崎真宏

モデレーター：imok株式会社代表 小林俊夫

詳細：https://req.qubo.jp/catback4h/form/insidehead03